犬の水入れには、ノズル型給水器や器形、循環式の自動給水器など複数のタイプがありますが、どのタイプを選ばれていますか?
犬が水を飲む行為は、生きるための水分補給以外に別の役割があります。
この記事では、水分補給以外の役割と水入れの種類と選び方について紹介しています。
犬の水入れ|ノズル型給水器より器形がベスト!
結論から言います。
器形をすすめる理由は3つ!
- 口腔内の食べかすを洗い流す
- ストレスを軽減させる
- 腎臓への負担を軽減させる
1.「口腔内の食べかすを洗い流す」については、犬が口を直接ペットボウルにつけてガブガブと水を飲むことで、口の中の食べかすを洗い流す効果があります。
歯磨きを嫌がる犬には、器側を使うほうが歯の健康のためにもいいと言えます。
2.「ストレスを軽減させる」ですが、ノズル型給水器だと一度に少量の水しか飲めません。
同じ水分量の水を飲む場合、器形の水入れの倍以上の時間を必要とすることになり、犬にとってストレスになるケースがあります。
3.「腎臓への負担を軽減させる」は、たくさんのお水を飲むことで腎臓への負担が減ると言われています。
犬の水入れ|種類と選び方
犬の水入れの種類と選び方、それぞれのタイプ別の使用方法について紹介します。
大前提として水入れの高さは重要!
どのタイプの水入れでも、設置する場所は犬の身体に合わせて床から少し高い位置がベストです。
首や腰を曲げずに水分を摂取できるので、身体の負担を減らすことができます。
器形水入れ
犬の水入れに一番良いとされる器形水入れですが、大切なのは犬の身体に合わせて高さ調整をしてあげること。
犬によって飲みやすい高さがあるので、初めはいろいろな高さを試してからスタンドを購入した方が失敗がありません。
スタンドの高さが合うものがあれば、はじめから専用スタンドが付いているペットボウルが倒れにくいのでおすすめです。
こちらの製品はボウルが斜めになるので、飲み食いしやすいといった特徴があります。
ドギーマンのウッディダイニングは3段階に高さ調整が可能で、サイズもS・Mがあるので犬種によって選ぶことができます。
いまあるペットボウルをそのまま利用して高さを出したい方におすすめ。
ノズル型給水器
ノズル型給水器は、旅行時の長時間移動する場合や手術後のエリザベスカラー装着時には必須になります。
車の移動であれば犬を外に出して水を飲ませることができますが、新幹線など公共の乗物移動する場合はそれはできません。
犬がストレスなく移動できるように、ノズル型給水器に慣れさせておくことをおすすめします。
器形の水を倒しがちな子でお留守番の時間が比較的長い場合は、サブとしてこちらのノズル型を置いておくことをおすすめします。
ケージ飼いしていない場合は、こういったウォータースタンドに設置すれば置き場所にも困りません。
ペット自動給水器
人気の高い循環式自動給水器は、日中はお仕事や学校で不在がちというかたには特におすすめです。
設置場所によってはモーター音が気になるケースもありますが、最近のものは比較的静かなものが多いようです。
いつでも綺麗なお水が飲めるというメリットがある循環式ですが、ネックはフィルター交換と場所を取ること、高さの調整が難しいこと。
ノズル給水器受け皿付き
ノズル給水器に受け皿をつけたタイプは、amazonなどのネットショップでも評価が高く人気です。
犬が水を飲めば受け皿に一定量の水が貯まるので、ノズル型が苦手な子でも飲みやすい工夫がされています。
デメリットは、移動に不向きな点と給水器周りがベチャベチャになること。
犬の水入れは器型がいい理由|まとめ
一番のおすすめは器形タイプの水入れで、うがいの効果があるので口腔内を綺麗に保つ効果があります。
ただ犬によっては器形タイプだとひっくり返してしまうことも。
そういった場合は、重さのあるペット自動給水器や受け皿付きのノズル給水器の方が向いているかもしれません。
- 普段使いには → 器形タイプ
- 設置場所と高さがあるなら → 循環式給水器
- エリザベスカラー装着時や旅行には → ノズル給水器
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