お気に入りのカシミアストールやセーターに、ほつれ・虫食い・穴開きが見つかった場合どうしますか?
一般的なニットの穴あけ対処法
- 自分で似たような毛糸を買って修理(補修)する
- 穴が空いたら諦めて捨てる
- 専門店にお直しに出す
クリーニング店や修理専門店へお直しに出すと、小さな穴でも一箇所3,000円程度かかることが多いようです。
悩んだ挙げ句、捨ててしまう前に自分でお直しにチャレンジすることにしました。
結果的に、手芸店で教わった金天馬 あみこみストレッチヤーンを使ってお直ししたら、虫食い穴があったことなんて分からないほどの完成度に!
セーターの虫食いや穴開きで悩んでいる方、諦める前に是非試してみてください。
\ 虫食い穴は自分で修復!! /
ニットのお直しは自分でもできる!
自分でお直しするため、「ニットお直し」「ニット修理」でヒットしたサイトを参考に、毛糸を買うため手芸店へ。
”修正する箇所に色味を合わせた毛糸を準備”と書いてあったので、毛糸コーナーで探してみたものの色味のあう毛糸が見つかりません。
毛糸コーナーで頭を悩ませていたところ、手芸店の方が声をかけてくださったので相談してみることにしました。
そこで教えていただいたのが、金天馬 あみこみストレッチヤーンというニット用補強糸。
ストレッチヤーンは通常は毛糸と一緒に編み込んで使用するものらしく、セーターの袖口や襟首の伸び切り防止や補強に使われるもの。
ニット穴あき|お直しのコツは?
手芸店の方から聞いたお直しのコツは
縫い合わせる時は網目にそって、網目の輪っかをひとつづつ繋げていくイメージで丁寧に縫うこと
ローゲージニットだったということもあり、決して器用ではない私でも「ここを直した」と言われなければ虫食いがあったなんて分からない状態になりました。
縫い終わりに生地を少し揉むようになじませて、ハンディーアイロンの蒸気をあてて仕上げれば完成です。
注意すべきポイントは、ニットのゲージ(密度)によって難易度が変わること。
※画像出典:knit cure
ざっくりとしたローゲージニットは補修後の跡は目立ちにくく、目が詰まったハイゲージニットは目が細かいので難易度が高くなります。
目が詰まったハイゲージニットの修理は、プロにお任せしたほうが無難です。
ただハイゲージでも無地より柄物の方が目立たず直せるといった特徴もあるので、捨てるぐらいならチャレンジしてみることをおすすめします。
ニットのお直しで有名なknit cure(ニットキュア)さんが、家庭でできる穴あきのつまみ修理の動画をYouTubeにアップされています。
自分でお直しするなら、YouTubeなどの動画を見て手順を確認しながら実践するとやりやすくておすすめ。
金天馬 あみこみストレッチヤーン
金天馬のあみこみストレッチヤーンは、透明・白・黒の三色展開。
お直ししたいニットの色味に合わせて購入してください。
透明なのになぜ目立ってしまうのかというと、透明ストレッチヤーンはは光を反射するから。
今回自分でお直ししたニットの色はシルバーグレーだったので目立たずにお直しできましたが、黒ニットであれば透明ストレッチヤーンのキラキラが目立ってしまう可能性があります。
- 透明ストレッチヤーンは万能!というわけではありません。
金天馬 あみこみストレッチヤーンが入手できないときは、ストッキングを解いて糸状にして修復に使用する手もあります。
強度に不安はありますが、ニットの色とストッキングの色を合わせれば目立たないかもしれません。
自信がないからプロの技術にお任せ!
高価なニットやストール、ほつれ穴が大きい場合などは、ニット修理の専門店に修理依頼するのもひとつの手です。
- 不器用だから自分でお直しするのは不安
- ストールは”裏面”がないから綺麗にできる自信がない
- お直ししてくれるお店が自宅近くにはない
そんな方は楽天市場やYahooショッピングに窓口を持つ、ニット修理専門店を利用することを検討することをおすすめします。
プロのお直し技術|引用:YouTube
プロのニットお直し技術は素晴らしく、大きな穴なのに初めから穴なんて開いていなかったかのよう。
見て分かるように誰でもできるような技術ではないので、1つの虫食いに3,000円かかるのも納得するしかありません。
ニットのほつれ・虫食い・穴あけのお直しは自分でやってみよう!|まとめ
お気に入りのニットに虫食いを見つけたら、捨ててしまう前にまずは自分でお直しに挑戦してみてください。
そのまま悩んで放置していても穴が広がり悪化するだけなので、見つけ次第補修した方が穴は小さく難易度も下がります。
何と言っても金天馬 あみこみストレッチヤーンのお値段の安さは魅力的!
一番色の長さの短い透明タイプでも長さは”360m”もあり、ひとつ買えば何年も使えます。
極細の伸びる糸だから不器用さんでも扱いやすく、簡単にお直しができるので、悩むくらいならチャレンジすることをおすすめします。
ニットのお手入れ
大切なニットを長く着たいならお手入れが大切です。
ウール・カシミアは着用後ブラッシングするクセをつけるだけで、驚くほど長持ちしてくれます。
英国王室御用達G.B.KENTのブラシは高いだけあって、サッとブラッシングするだけでニットの風合いがよみがえります。
毛玉取り|タイツの毛玉も取れる!
脇の下やバッグが擦れる箇所など、毛玉ができてしまったら目立たないうちに取ってしまいましょう。
テスコム 毛玉トレタはニットの毛玉取りはもちろん、アタッチメントが豊富だからタイツの毛玉やモヘア、ソファーの毛玉も取れます。
こちらもよく読まれています
-
縮んだセーターを身近にあるもので元に戻す簡単な方法|伸びたセータにも有効!
続きを見る