人気が高いアルコール除菌スプレーのパストリーゼは、キッチンや布製品の除菌・消臭、拭き掃除に使用できる万能スプレー。
インスタなどSNSで話題になり使い始めた方も多いようですが、実際に使った人の満足度はとても高い製品で、amazonや楽天のレビューも高評価ばかり。
安全性が高く除菌効果が高いので、防災用品として防災リュックに入れておく方が多いようです。
パストリーゼの高い効果
- 食品に直接スプレーできるほど安全性が高い
- 高いアルコール濃度(77%)で強力な殺菌力を持つ
- カテキン配合で長期間細菌の増殖を抑制
- インフルエンザ対策に効果的
- 子供や赤ちゃんがいても使える
口コミ・評価が高いパストリーゼの使い方や、気になるノロウイルス・インフルエンザ対策の効果について記事にまとめました。
パストリーゼとは
パストリーゼの効果: 抗菌・除菌、カビ防止、消臭、水垢、腐敗防止、防虫対策
パストリーゼは、ドーバー酒造という酒造会社がつくったアルコール製剤。
飲食店・生花店などでプロが使う除菌スプレーとして人気が高く、除菌が必要なあらゆる場面で活躍してくれます。
アルコール濃度が77%と高いため、スプレー直後はアルコール臭がしますがほんの僅かな時間で無臭に。
食材に直接塗布しても問題ないほど安全性が高く、洗い流す必要はありません。
アルコールが蒸発しても効果は続き、インフルエンザやノロウイルスなどの細菌対策としても効果的。
パストリーゼの効果
- 食品に直接スプレーできる|安全性が高い
- 口に入っても安全|衛生管理に最適
- カテキンが抗菌効果を持続|細菌の増殖を抑制
- ウイルス対策にも効果的|ノロ・インフルエンザに
- 除菌スプレーとしてお掃除に使用できる|水洗いしにくい場所に
- 虫に直接スプレーして動きを止める|防虫効果
パストリーゼをお得に使いたいなら、5Lの詰め替え用がコスパ最強でおすすめ。
パストリーゼに消費期限はないので、大ボトルを購入しても安心して置いておけます。
パストリーゼの使い方
パストリーゼはさまざまな場所やモノに使えるので、家族の衛生管理・お掃除にと大いに役立ってくれます。
パストリーゼをキッチンなど水回りで使う
まな板や包丁など調理器具、食器やお弁当箱の除菌・抗菌に使える便利なパストリーゼ。
果物やお刺身などの食品にそのまま噴射できるほど安全性が高く、防カビ・保存効果がアップするので日持ちさせることができます。
スプレー後は食品を洗う必要なく、そのまま口に入れることができるます。
※画像出典:ドーバー
またコンロやシンク周り、三角コーナーの防臭・防カビにも効果抜群。
五徳のしつこい油汚れにはそこまで効果はありませんが、使用する度にキッチン周りを拭くことで日常的に除菌ができます。
冷蔵庫庫内の汚れ落としや、水洗いしにくい炊飯器やコーヒーメーカーのお掃除にも便利。
マイクロファイバークロスだけでも驚くほど汚れが落ちますが、一緒に使えば家中ピカピカになるだけでなく衛生面でも安心ができます。
パストリーゼを日常のお掃除に使う
洗面所やお風呂などの水回りにも、防カビ効果の高いパストリーゼを使用。
その他にもトイレの黒ずみ汚れは、雑菌やカビが繁殖したものなのでパストリーゼが効果的。
いつでも使えるように、無印良品のボトルスプレーに詰め替えて置いています。
パストリーゼの容器は本体がPE(ポリエチレン)、無印はPP(ポリプロピレン)ですが、PE・PPともに耐アルコール素材です。
専用ボトルの使用が推奨されていますが、場所ごとに設置したかったので自己責任で無印のものに詰め替えて使っています。
安価なボトルはPET素材のものが多く、アルコール耐性はありません。ひび割れ・破損するケースがあるので注意してください。
パストリーゼを布製品に使う
パストリーゼは布製品にも使用できるので、スリッパやスニーカー、ペット用ベッドやキャリーバッグに使用可能です。
頻繁に洗えないけどニオイが気になるカーテンやぬいぐるみ、枕や布団にもパストリーゼは使えるので助かっています。
パストリーゼが使えない場所と注意点
万能と思われるパストリーゼでも、使えない場所がありますので注意が必要です。
パストリーゼが使えない場所
フローリング、樹脂製品、塗料、ワックス等塗布面、ゴム、皮革、塗装製品
例えばフローリングに直接噴射すると、ワックスが落ちてしまうので使用NGです。
ただし床がクッションフロアの場合、キッチンペーパーにスプレーしてサッと拭き取る程度であれば問題はないようです。
パストリーゼ|注意点
- アルコールなので火気の近くでは使用しない
- 琥珀色を帯びる可能性があってもカテキン成分なので品質には問題ない
- 食品に噴射後そのまま口にできるが、直接飲まないこと
- 子供の手が届かない場所に保管
- 高温の場所は避けて保管
パストリーゼは風邪・インフルエンザ対策に効果抜群!
アルコールは、細菌やウイルスに対して消毒効果があると言われています。
ウイルスはふたつのタイプに分けられる!
ウイルスはエンベロープという脂質性の膜で覆われたものと、膜がないノンエンベロープの2種類に分類されます。
アルコール(エタノール)の効果が高いのはエンベロープウイルスで、アルコールが膜を破壊してウイルスにダメージをあたえてくれます。
もう一方のノンエンベロープウイルスは、アルコール(消毒剤)や乾燥に強いため効果がでにくいと言われています。
パストリーゼでウイルスを破壊できる病気
- インフルエンザウイルス
- 麻疹ウイルス(麻疹|はしか)
- エボラウイルス
- ヘルペスウイルス
- デング熱ウイルス
アルコール消毒の効果が高いエンベロープウイルスには、インフルエンザをはじめ麻疹(はしか)など数多くのウイルスに有効です。
ドーバー パストリーゼは風邪対策やその他数多くのウイルスにも有効なので、家庭に1本は常備しておきたいところです。
マスクスプレーとして持ち歩き・職場用に携帯スプレー(空容器)も欲しい。
パストリーゼはノロウイルス対策に使えるのか?
”パストリーゼ ノロ”で検索してみたところ、効果あり・なしのふたつの意見に分かれていたので、どちらが正しいのか調べてみました。
ノロウイルスを失活化させる方法
ノロウイルスを完全に失活化(消滅)させる方法は、次亜塩素酸ナトリウムの使用と加熱処理が有効とされています。
- 調理器具などは洗剤で洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭きとる
- まな板・包丁・食器・ふきんなど布製品は、熱湯で1分以上の加熱
一般的な感染症対策として、消毒用エタノールや逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)が用いられることがありますが、ノロウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウムや加熱による処理があります。
引用:厚生労働省HPより
結論から言えば、ノロウイルスやロタウイルス、A型肝炎ウイルスは、アルコール抵抗性が強いのでパストリーゼでノロウイルスを失活化させる効果はありません。
ただ有効だと言われている次亜塩素酸ナトリウムも欠点があるので、使い分けすることをおすすめします。
パストリーゼをノロウイルス対策として使う方法
次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)と言えば、一番有名なのはハイターです。
ノロウイルス対策としてハイターを使う場合は水で薄めて使用しますが、どこでも使えるわけではありません。
- ニオイがきつい
- 皮膚に付着すると刺激が強くて荒れる
- ドアノブなどの金属やトイレの便座(プラスチック)に拭きつけると劣化しやすい
パストリーゼならニオイもすぐ消え、金属などの腐食作用が少ないので安心です。
食品にスプレーできる安全性の高いアルコール除菌スプレーなので、もちろん皮膚についても問題ありません。
次亜塩素酸ナトリウムでは使えない物や場所には、パストリーゼを使ってしっかり二度拭きがおすすめです。
パストリーゼはノロ対策に有効だが、ウイルスを死滅させることはできない。
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パストリーゼで風邪予防・インフルエンザ対策!|まとめ
1Lサイズだとボトルが大きく重くなってしまい使い勝手が悪いので、500mlスプレーと詰め替え用のセットが使いやすくてお得です。
安全性が高く、殺菌力が長時間継続するドーバー パストリーゼ77。
ノロウイルスを死滅させる効果はありませんが、次亜塩素酸ナトリウムとの使い分けや風邪・インフルエンザ対策に効果があるので、お家に1本あると安心できます。
我が家ではマスクスプレーとしての出番が多いので玄関に常備。
特に寒い季節はインフルエンザなどが流行りやすく、家族への感染が一番の不安になるのでパストリーゼを使って対策しています。