α7Ⅲを買ったはいいけど、いまだに決まらないカメラバッグ。
今まで軽量ミラーレス機 パナソニック GX7MK2を使用していて、レンズを複数本持ち出す機会もなかったのでカメラバッグを持っていませんでした。
どこに出かける時でも、カメラケースに入れてバッグにポンと入れるだけ。
今回購入したα7Ⅲはレンズを含めると重量があるので、普段使いのバックパックやショルダーに入れると型崩れが気になるし、大切なカメラをちゃんと守りたいと思いカメラバッグの購入を決めました。
自転車に乗ってのんびりポタリング観光することを前提にしているので、検討しているカメラバッグはバックパック型です。
同じように悩む方は多いと思うので参考になればと思います。
失敗しないカメラバックパックの選び方
カメラバッグ購入を考えたとき、写真を撮りに行くぞ!自転車で行動するぞ!という日用のバックパック型と、普段のお出かけにカメラも一緒に持っていこう!という日用のショルダー型、2種類を購入したいなと考えました。
ショルダー型のカメラバッグは購入する際にまた書くとして、今回はカメラバックパックの選び方を考えたいと思います。
自分が欲しいカメラバックパックのイメージは以下の通り。
- カメラバッグっぽくないデザイン
- 大きすぎず背当てがしっかりしているもの
- ユニセックスで持てるシンプルなデザイン
- 床に直置きすることが多いので、レザー素材以外で軽量なタイプ
- カメラ機材以外の荷物がしっかり入る
- 2気室タイプが気になる
いかにもカメラバッグ!と言うデザインではなくて、街歩きでの使用も考慮したデザインのバッグが欲しいんです。
カメラ機材はカメラ本体とレンズ1〜2本とレンズペン程度ですが、他の手荷物(お財布・iPad・ペットボトル・お化粧品・日焼け止め・ウインドブレーカー・汗ふきシート・帽子など)が多くなりがちです。
それを考慮して、ひとつめのカメラバッグはバックパックタイプと決めました。
好みだけで言えばレザー製のカメラバッグはすごく素敵で惹かれることは確かなんですが、カジュアル自転車ポタリングファッションには合わないかなと感じたので今回は諦めました。
夏は汗をかきやすいので、洗えないレザーリュックが痛むのを避けたいという気持ちもあります。ニオイも付きそうですしね。
カメラバックパックを選ぶポイント
ポイント4つ!
- バックパックのサイズ感
- 荷室タイプ(2気室の有無)
- 撥水素材(レインカバー有無)
- 三脚の収納箇所
バックパックのサイズ
ヨドバシカメラでいくつものバックパックを背負ってみて気づきましたが、自分の背格好にしっくりくるサイズってあると思います。
少し大きめを選んだ方が出先で荷物が増えたときにも安心だと考えてましたが、実際に背負って鏡で見るとあまりにもバランスがおかしかったり、肩当ての部分が広すぎて合わないことも。
自分が持ち運ぶであろうカメラ機材と身の回りの荷物を入れて、プラス少し余裕がある程度の容量のバッグが一番自分にはしっくり来ました。
店舗販売していないバッグでも似たようなサイズのバックパックを背負ってみて、本当に自分に合うか確認してから購入したほうが後悔しないのでおすすめです。
荷室タイプ
カメラ用品以外の荷物を入れる専用の収納箇所があるかどうかは、人によって大切なポイントだと思います。
荷室すべてがカメラ機材入れになっているタイプでも、クッション間仕切りで手荷物と機材を分けることはできますが、手荷物の量によってははじめから別々に分かれていたほうが使い勝手がよさそうです。
収納が2つに分かれている2気室タイプでも、インナーケースを取り外せば1気室になるものが多いので便利ですね。
撥水素材(レインカバー)
雨が降っているときに自転車で外出することはありませんが、突然の雨対策として撥水素材であれば安心です。
更にレインカバーがあればカバンをすっぽり覆うことができるので、あったほうが良いとは言えますが専用のものでなくとも代用はききます。
三脚の収納箇所
ほとんどのカメラバッグには三脚収納ベルトがありますが、どこに取り付けるかが重要だと思います。
バックパック下部に三脚ベルトがある場合は、バックパックを床に直置きするのが難しくなりますが、側面に三脚を取り付けるよりバランスは取りやすいでしょう。
三脚の形状や持ち運び頻度で検討する必要がありそうです。
おすすめできるカメラバッグ
スクエアデザインが美しい!
VINTA S-Series Camera Pack
本体重量:約1.27kg
こちらはPinterestで表示されたのを見てカッコイイ!と、一目惚れしたおしゃれなスクエアデザインのカメラバッグパックです。
背中側からの機材取り出しになっているので、防犯面はばっちりですね!
色々な店舗で探してみましたが、実物はまだ見たことがありません。
VINTA公式サイトを見る限りとても好みの色形なので、取扱店舗がないかなと気になって探しています。
デザインはどストライクなんですが、実物を見ていないこと、カメラ機材の収納が大きめだということ、日本で購入する場合高額になることがネックで購入に踏み切れません。
VINTAが側面からカメラが取り出せるタイプで2気室だったら、実物見てなくても間違いなく購入ボタンを押してしまっていたと思います。
カメラバッグとは思えない美デザイン!
ZKIN RAW Yowie
本体重量:約1.73kg
軽量で丈夫な撥水加工ナイロン生地が使われていて、リュックを持ったままサイドの収納コンパートメントからカメラを取り出せます。
RAW Yowieは上部の荷室がロールアップ式で拡張ができるので、自転車ポタリングでちょっとしたお土産を購入する場合などは便利ですね。
欲を言えば、ロール部分がジップで開け閉め出来ればよりベストだと思います。
今回相当数のカメラバッグを調べてZKIN(ジーキン)というメーカーを知ったんですけど、先程紹介したVINTAとは違って広告露出や紹介サイトが少ないように思います。
どのタイプもシンプルで品があって、カラーもシックなものが多くて私的にはすごい好みなんですが、お値段の高さがネックではあります。
ユニセックスなデザインで2気室タイプ
Manfrotto カメラリュック
本体重量:1.1kg
マンフロットのカメラバッグのイメージは、少しいかつい男性的なデザインでしたが、このカメラリュックはユニセックスなデザインです。
背面から見るとカーキのナイロン素材で思いっきりカジュアル寄りですが、側面と上部のグレーの合成繊維素材がカジュアルさを少し抑えてくれています。
カメラ機材の取り出しはリュック背面からのみとなりますが、背負ったときのフィット感もよく、軽量でショルダーストラップの食い込みも気になりません。
有名なカメラメーカーのカメラバッグだけあって、機能がとても充実していると思います。
中が迷彩柄とオレンジで、クッションの間仕切りも好きなように移動できるのも使いやすそうですね。
ただ胸元のチェストストラップと三脚ストラップがクリップ式じゃないので、付け外しがしにくいのはマイナス評価。
シンプル無難なデザインだけど高性能
エレコム off toco
本体重量:1.485kg
デザインは良くも悪くもシンプルのひとこと!
ここまでシンプルなデザインであれば、ユニセックスでの使用はもちろん、通勤用ビジネスバッグとしても使用できると思います。
パッと見はなんてことないデザインですが、驚くほど多機能です。
2気室、側面からのカメラ取り出し&Wファスナー、PC収納、盗難防止フック、レインカバー内蔵、全面撥水加工、三脚ベルト、その他にも至れり尽くせり。
お値段も手が出しやすい価格なので、自分が好きなスタイルが見つかるまでは、全部入りのoff tocoを購入しようかと考えています。
ただインナーケースをまるごと取り出そうとした際に、サイズがあまりにもピッタリなので取り出しにくい点と、インナーの内装色が少し安っぽく感じるのがネック。
それだけでテンション上がるよね!