聖地 玉置神社ツーリング｜神が棲むと言われている荘厳な杜へ

 

今回のツーリングの目的地は、「呼ばれないと辿り着けない」と言われている玉置神社。

奥深い山中にありますが、分岐はほとんどないため、ナビをしっかり設定していれば問題なくたどり着けます。

駐車場はふたつあり、バイク専用の駐輪場もありますが、参拝後にバイク置き場まで戻るとすでに駐車場・駐輪場ともに満車でした。

 

玉置神社ツーリングコース

 

今回のツーリングは、走って楽しい国道168号線を往復するコース。

残念ながら国道168号線沿いにはコンビニがないため、休憩は道の駅 吉野路大塔もしくは十津川郷で取ります。

 

朝の出発時点のナビ設定では、国道168線をひたすら南下して、奈良県吉野郡十津川村平谷にある猿飼橋（赤い橋）から玉置神社に登る西側ルート。

スマホの不調があり、道の駅でナビを再設定しなおして出発したところ、なんと日本三大酷道のひとつ国道425号線ルートに案内されてしまいました･･。

 

道が狭く苔むして落ち葉・小石・砂利が多い道を数キロ走ってやっと、「この道425号線じゃね？」と気づきましたが、ここまで来て戻るのも･･ということでそのまま進みます。

目的地の玉置神社まですれ違う車は一台もおらず、確かに酷道ではありましたがのんびり走ることはできました。

ただ滑りやすい道が続くので、景色をゆっくり楽しむことはできません･･。

 

山に登れば登るほど寒くなるので、レインジャケットを着込み、インナーにはカイロを貼っておきましたが大正解。

このあたりは夏でも時間帯によっては涼しいを通り越して寒いそうなので、レインウェアなど防寒具を準備しておくと安心です。

 

 

道の駅 十津川郷

道の駅 十津川郷はさほど大きな道の駅ではありませんが、このあたりはコンビニもないので休憩スポットとしてよく利用しています。

道の駅到着時刻は8時頃だったので施設は利用できませんが、早朝から足湯を楽しむことができ、露店で5時間煮込んだ美味しい串こんにゃく（150円）をいただくことができます。

いつも突発的にふらりと立ち寄るため、タオルなどの準備はないので足湯に入ったことはありません。

いつ来ても足湯は人でいっぱいなので、あまりゆっくりはできないかもしれませんが、いつか足湯チャレンジしたい！

 

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玉置神社｜日本最古の神社

国道425号線から向かう北側ルートで登りましたが、対向車が全くいなかったのでのんびり走ることができました。

ただ道が悪い箇所がいくつかあるので（道路に砂利が流れ出ている、濡れ落ち葉が多い）、安全に玉置神社まで行かれたい方は西側ルートから行かれることをおすすめします。

 

駐車場は第一駐車場（50台程度）、第二駐車場（15台程度）のふたつありますが、バイク専用の駐輪スペース（10台程度）があるのは第一駐車場の一番奥のお手洗い横になります。

駐車場横の鳥居をくぐり、そこから玉置神社 本殿までは徒歩15〜20分程度。

 

 

途中「参道」「お体の不自由な方用の参道」ふたつのルートに分かれていますが、どちらへ行っても深い森の中を歩くことになります。

今回行きは参道、帰りは短縮ルートで歩きましたが、一般の「参道」は階段が多く、木の根が出ている箇所もあるので、少し歩きにくいかもしれません。

 

 

山全域が神聖な場所とされているだけあって、参道自体とても神秘的な雰囲気で、深い森の中なのに不思議と鳥の鳴き声も虫の音もまったく聞こえません。

玉置神社境内は聖域として伐採が禁じられていたため、樹齢3,000年を超える神代杉や大杉など「杉の巨樹群」が見られ、奈良県指定の天然記念物になっています。

 

この荘厳な景観は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、日本屈指の最強のパワースポットとしても知られています。

撮影しながらゆっくり歩いて30分、玉置神社の本殿が見えてきました。

 

 

玉置神社は神々が降り立つ山と言われる霊山 玉置山の標高1,000m付近に鎮座する、日本最古の神社と言われています。

熊野三山（熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社）の奥の院とも呼ばれる神社で、社殿は欅（けやき）材で作れています。

 

現在、社殿・社務所などの老朽化により改修建替が計画されているそうで、後世に残していただきたい素晴らしい神社なので、御奉賛金させていただきました。

御奉賛金の返礼としてお神酒やタオルなどをいただきましたので、シートバッグなどがあったほうがよさそうです。

 

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蕎麦甘味処 風庵

お昼ごはんは国道186号線を北上し、いつも満員・満車だったのでいままで行くチャンスがなかった蕎麦甘味処 風庵に。

以前は車道に車を停めている方までいましたが、警察の指導が入ったようで店舗から150ｍほど離れた場所にも追加で駐車場が出来ています。

 

 

パートナーが選んだのは「自家製粉石臼挽き蕎麦」のセットで、私は蕎麦アレルギーなのでおうどんをいただきました。

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国道425号線からのルートはおすすめしない｜まとめ

日本三大酷道のひとつ425号線をナビに案内され走りましたが、私たちが走ったルートには施設もあり比較的まだ路面状態はマシな道だったようです。

425号線を離れて山を登り始めてからも、山から砂利が流れ出ているところもあり、注意しながら進まないと危険でした。

 

北から登るルートだったので、晴天続きだったにも関わらず濡れ落ち葉が多く、山から水が流れ出ている箇所もあります。

対向車がいなかったのでゆっくり走れば問題ありませんでしたが、やはり帰路で走った西側を進むルートの方が走りやすくおすすめです。

 

 

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