バイク動画を撮って自宅でツーリング動画を見たり、家族と共有したい。
バイクに乗りはじめたときからずっと悩んでいたのが、バイク動画撮影の為にどのアクションカムを購入すべきか。
SONY FDR-X3000とGoPro HEROの二択まで絞りましたが、悩んでいる間にGoProから新機種が発売されて更に悩むこと半年・・。
自分たちの使用用途に合っているものを選ぶため、バイク動画を撮るためのアクションカムの選び方のポイントを書き出してみました。
- アクションカムをどこに付けるか|マウント方法
- 外部マイク接続および給電しながら動画撮影できるか
- 4K動画の必要性は
この記事ではSONY FDR-X3000とGoPro HEROシリーズとの違いをまとめています。
バイク動画撮影|アクションカムの選び方
SONY・GoProどちらでもモトブログは撮れますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、自分たちがどのようなバイク動画撮影をしたいかで選び方は違ってきます。
SONY・GoProはどちらも高スペック!
- 形状は違えど大きさはさほど差がない
- 重さはどちらも100g台
- 性能の高い手ブレ補正機能付き
- 防水機能付き
- 広角撮影が可能
※手ブレ補正:SONYは空間光学手ブレ補正、GoProは電子式手ブレ補正
バイク動画を撮るにあたり、外せないポイントはなにか絞ることが大切!
マウント方法で選ぶ
SONYとGoProではカメラの形状が大きく違うので、取り付け位置次第では向き不向きが出るため、アクションカムを選ぶポイントとしてとても重要です。
バイク動画撮影マウント方法
取り付け位置 | SONY | GoPro |
---|---|---|
ハンドルバーマウント | ○ | ○ |
チェストマウント(胸) | ○ | ○ |
ネックマウント(首) | × | ○ |
バックパックマウント | ○ | ○ |
ヘルメット|サイドマウント | ○ | ○ |
ヘルメット|顎マウント | × | ○ |
ヘルメット|ちょんまげマウント | ○ | ○ |
※専用アクセサリー有無で判別
アクセサリー豊富でどんな場所にでもマウントしやすいのがGoProの特徴。
特に顎マウント・ネックマウントにしたいならGoProを選ぶのが無難。
ただ専用アクセサリーがあるので取り付けが簡単というだけで、SONYでも顎マウントにしている方はいます。
他メーカーのアクセサリーをうまく使えば、どこにでも取り付けることは可能です。
ちなみに純正アクセサリーの種類はこちらでチェックできます。
ヘルメットマウントの撮影イメージ
サイドマウント | ヘルメットのシールドや横顔が映り込んでしまいやすいが、ライダー目線に近い撮影ができる |
顎マウント | ハンドル周りが映り込むので、臨場感のあるバイク動画撮影ができる |
ちょんまげマウント | 見た目はあれ(殿様)だが、高さが出るので景色を撮影するには一番おすすめ |
撮影したいイメージによってマウント取り付け位置も変わるので、YouTubeでイメージを膨らませてみるのがおすすめです。
USB給電しながら動画撮影
動画撮影はバッテリー消耗が激しいため、こまめに予備バッテリーに交換するか、USB給電しながら使用するかの二択になります。
予備バッテリーは交換タイミングを気にする必要があり、忘れてしまうと撮影できていなかったということも。
バイク動画を撮影するなら、USB給電しながら撮影するのがおすすめです。
SONY・GoProどちらもUSB給電しながら動画撮影できます。
モバイルバッテリーで給電するのも手
モバイルバッテリーをジャケットのポケットやヒップバッグに入れて、給電しながら撮影するのもあり。
容量が大きいものであれば、日帰りツーリングであれば十分撮影できます。
外部マイク接続|音撮り
SONYはケーブルを繋げばそのまま音撮りできるのに対し、GoProは外部マイクアダプターやGoPro MEDIA MOD(GoPro HERO 8以降)などが必要です。
GoPro純正アクセサリーMEDIA MODはカバータイプなので、GoPro HERO 8が一回り大きくなるのがネック。
4K画像の有無
4Kの視聴環境がないなら4K不要の意見も多いようですが、フルHDで撮った動画と比べると4K動画撮影したものは綺麗!
また将来的にテレビやディスプレイを購入するなら、4K対応にする可能性は高いでしょう。
フルHDで撮影した動画を4Kにすることはできないので、いまからアクションカムを購入するなら4K対応のSONY FDR-X3000かGoPro HEROシリーズをおすすめします。
美麗動画を撮影することができる4Kですが、メリットばかりじゃない・・
4K動画撮影時におけるデメリット
- 4K対応のmicroSDカードは高額
- 予備のmicroSDカードをたくさん準備する必要がある
4K動画を撮る場合、日帰りツーリングでもmicroSDカードの容量によっては予備を複数枚持参していたほうが安心です。
低コストでモトブログをはじめたいなら、4K動画撮影はできませんがSONYの空間光学手ブレ補正機能付きのSONY HDR-AS300がおすすめ。
SONY FDR-X3000の使用レビュー
迷いに迷って、最終的に選んだアクションカムはSONY FDR-X3000。
GoPro HERO 8ではなくSONY FDR-X3000を選んだ理由はふたつ。
- SONYの方がUSB給電と音声取りが簡単
- GoProの動作が不安定・重いというレビューが多い
1のUSB給電と音撮りに関しては、SONYはケーブル繋げばいいだけなのに対し、GoPro HERO 8だと専用アクセサリーMEDIA MODの購入が必須。
MEDIA MODモジュラーを付けるとサイズが思った以上に大きく重くなるため、軽量コンパクトというウリが半減してしまうデメリットも。
HERO 8+MEDIA MODの購入はお値段が高い・・
次に2の動作不安定という点ですが、GoPro HERO 8からは多少改善され、フリーズしにくくなったようです。
ただHERO 8になってもまだ動作が重いというクチコミが多く見られたため、今回は見送ることに。
FDR-X3000|ちょんまげマウント
ツーリングで楽しんだ景色の上映会をしたかったので、ちょんまげマウントに決定。
はじめは景色を広く撮影したいので、ヘルメットに対して平行にカメラを取り付けましたが、全体的に画像が白っぽく写って色味が悪くなるので角度調整に少し手間取りました。
バイクの車種によってアクションカムの角度を調整しよう。
FDR-X3000|空間光学手ブレ補正
毎年のように新機種が発売されるGoProと違って、SONYのFDR-X3000は数年前の機種です。
今でも売れ続けているだけあってSONYの空間光学手ブレ補正は素晴らしく、悪路を走らない限り揺れはさほど気になりません。
FDR-X3000|重さとモニター操作
ちょんまげマウント(ヘルメットの中心)だからか、あまり重さは感じません。
GoProと比較すると劣っているモニターですが、スマホから操作ができる(というよりスマホ操作しかしない)ので、モニターはあまり関係ありませんでした。
スマホはナビに使ってるから、ライブビューリモコンあった方が便利かも。
FDR-X3000|4K動画とフルHDの差
大きなディスプレイで見てもさほど画質が変わらないなら、microSDカード節約のためにフルHDにしようと考えていましたが4K動画との差は大きかった!
フルHDで撮った動画の画質をあげることはできないので、今後はすべて4K動画撮影することに決定。
■ 360度カメラ
今回は360度カメラは選択肢に入れませんでした。
理由はYouTubeで360度カメラのレビュー動画を見た際に、街なかや山道を走る際の画面端の歪みが大きいのが気になったから。
北海道やカルスト台地などの開けた場所や、後から違う角度で見返したいときには便利そうなので、サブカメラとしてInsta360のような360度カメラを検討中です。
ちょんまげマウントはやっぱり目立つようで、すれ違うライダーさんのヤエー率が高くなったような気がします。
バイク動画を撮るためのアクションカムの選び方|まとめ
最近のアクションカムは性能が良く、SONYやGoPro HEROシリーズであればどちらでも楽しめると思います。
我が家はSONY FDR-X3000を購入しましたが、一点後悔しているのはライブビューリモコン付きSONY FDR-X3000Rにしておくべきだっということ。
一度撮影しているつもりが撮れてなかったことがありました・・。
やっぱり別モニターで確認できるのはいいよね。
ハンドルバーにライブビューリモコン付ければ、スマホを見なくてもちゃんと録画できてるか確認できるので便利です。
SONY FDR-X3000はパートナーのヘルメットに付けているので、私用にInsta360 ONE Rのような360度カメラを付けてみたいと考えています。
現在外出自粛でツーリングできないので、のんびり検討しようかな。
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