雨の日はツーリングに出ない方でも、通り雨など急な雨にみまわれた経験がある人は多いはず。
防水対策としてレインウェアで全身を守っても、バイクで苦労するのがUSB電源やスマホの雨の日対策。
宿泊を伴うツーリングプランだと、雨が降る可能性があっても日程調整ができないケースも出てきます。
はじめての土地でスマホナビが使えないのは困る・・
防水機能付きスマホでも長時間雨に打たれると故障の原因になることも考えられるので、何か良い対策はないかと試行錯誤し、現在の防水対策にたどり着きました。
簡単&安価にできる防水対策ですが、完全防水ではないのでチャレンジされる場合は自己責任でお願いします。
USB電源の防水対策
USB電源の防水対策といえば、USBケーブルを抜いてフタをするのが一般的。
ですがこの方法だと、ナビアプリを起動し続けるわけですからスマホの充電がすぐになくなってしまう可能性があります。
充電用USBケーブルをスマホに接続したまま防水対策したい・・
USB接続部分をビニール袋で巻いてみましたが、今後はUSBケーブルの取り外しが面倒に。
もっと簡単にUSB電源の防水対策がしたいと考え、現在の対策にたどり着きました。
コネクターカバーでUSB電源の防水対策
コネクターカバーは、ハーネス類の処理などに使える目隠し用樹脂カバーブーツ。
バイクの配線に使用するだけあって防水性能があり、比較的安く手に入れることができます。
今回購入したのは、デイトナ コネクターカバーブーツ Sでサイズはφ8×φ22×70。
伸縮性はほとんどありませんが、素材は樹脂製なので柔らかく肉厚で破れにくいのが特徴です。
コネクターカバーを使ったUSB電源防水対策
まずデイトナ コネクターカバーブーツ Sを使って、愛車に取り付けているUSB電源ニューイング USBステーション用の加工をしていきます。
下記画像のようにコネクターカバーの先端は穴があいていないため、USBケーブルが通るように適度な位置でカット。
穴を開けたらUSBケーブルをコネクタカバーに通して準備完了。
USB電源にUSBを差し込んだら、コネクターカバーを電源側にずらします。
ジャストサイズではないけど、USB電源がすっぽり隠れる状態に。
このままだとカットした穴から雨が入ってしまうため、絶縁テープでフタをして完成。
絶縁テープは簡単にはがせ、何度も張り直しも可能。
デイトナ コネクターカバーブーツ Sは樹脂製カバーなので、四角形のUSB電源にも変形させてかぶせることができました。
バイク用USB電源|円形2ポートタイプ
円形の2ポートUSB電源で有名なのはキジマ・キタコあたりですが、調べたところどちらもUSBポート差込口のサイズはφ30mm前後。
ちょうどよいサイズのものがあれば、円形タイプでこそコネクターカバーが本領発揮するかもしれません。
絶縁テープと一緒にシート下に忍ばせておけば安心!
ニューイング製 USB電源には専用USBカバーで防水対策
取り付けているUSB電源がニューイング USBステーションなら専用のUSBカバーが安心。
シリコン素材なのでやわらかく柔軟性があり、USB端子部を雨・ホコリから守ってくれます。
装着するUSBケーブルに合わせてカットして使用するタイプなので、USB側のサイズを気にする必要がありません。
このお尻の部分をUSBケーブルのサイズに合わせて自分でカットして使用します。
画像を見て分かるように素材は向こうが透けて見えるほど薄いので、強い力で引っ張りすぎると破れてしまうので注意が必要。
取り付けた際のイメージがこちら。
USBケーブルを差し込んだら、バイク用電源 USBカバーをUSB電源側にずらして密着させるだけ。
完全防水とは言えないけれど、あるとないとじゃ大違い!
柔軟性がある素材なので、サイズさえ合えば他のUSB電源にも使えそう。
ちなみに内径サイズは約18mm×10mm程度。
ネックはニューイング バイク用電源 USBカバー NS-905が入手しづらいこと。
防水対策済みのUSB電源もある
これからUSB電源を取り付けるなら、防水対策がされているUSB電源をはじめから選ぶと安心です。
キジマ USBチャージャーは便利なUSB2ポートタイプなので、スマホの充電と同時に電熱ウェアやアクションカムの充電も可能。
蛇腹部分がレインプルーフカバーになっているので、雨が直接かかるのを防いでくれます。
防水仕様(IPX8相当)・急速充電(端末の電池状態が30%程度以下の場合)対応で、カラーはガンメタ・オレンジ・ブルーの3色。
アルミボディで本体サイズはφ30×90mmと少々大きく、取り付け位置に工夫が必要となるケースもあります。
スマートフォンの防水対策
スマホの防水対策として専用のスマホ防水ケースも検討しましたが、USBケーブルを繋いで充電しながらナビを見たいので今回は除外。
ケーブルを通したいけれど雨に濡れないようしたい、ということでチャック付きポリ袋に入れることにしました。
ケーブルを接続した状態のスマホがすっぽり入ればいいので、ジップロックや100均のチャック付きポリ袋でもOK。
チャックの開きを調整すれば、USBケーブルのを付けたまま充電することができます。
上記画像はiPhone6なので、ご自身のスマホとケーブルの形状を考慮した上でチャック付きポリ袋のサイズを選んでください。
安価&大容量なので、汚れたら使い捨て感覚で使用できるのが嬉しい!
バイクのUSB電源を防水対策して雨の日も走ろう!|まとめ
普段雨の日はバイクに乗らない人でも、フェリーに乗って行く宿泊を伴うツーリングプランだと雨予報でもキャンセルや日程調整は難しいもの。
見知らぬ土地をバイクで走るためには、ナビは必要不可欠!
多少の雨でも充電しながらスマホナビを使用したくて、今回のUSB電源の防水対策を考えました。
まだ大雨に見舞われたことはありませんが、多少の雨なら中に浸水することがなく使用できています。
完全防水ではないので不安がある方にはおすすめしませんが、この記事の雨の日対策が少しでも役に立てば嬉しいです。
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