一度はやってみたいと思っていたフェリーに乗って行く島ツーリング。まずは近場からと小豆島ツーリングを計画しました。
海沿いのなだらかなルートもあれば、日本 三大渓谷のひとつと言われている寒霞渓までの山ルートはアップダウンもあります。
小豆島の一周は約120kmとさほど大きくないのでツーリングプランも立てやすく、初心者ライダーにもおすすめです。
関西方面から小豆島に行くなら、神戸港初か姫路港発のフェリーが一般的。
今回はふたつのルートのフェリー情報と小豆島の観光スポットなど、ツーリングに必要な情報をまとめました。
小豆島ツーリングなら日帰りでも余裕のプランで楽しめます!
フェリーで行く小豆島ツーリング
※画像出典:小豆島観光協会公式サイト
小豆島に行くなら、フェリーに乗船する必要があります。
関西方面からだと神戸発か姫路発のフェリーになりますが、到着する小豆島の港は異なるので注意が必要です。
- 神戸 → 小豆島 坂出港行き|小豆島ジャンボフェリー
- 姫路 → 小豆島 福田港行き|小豆島フェリー
フェリー運行情報などは季節によって違うので注意してください。
神戸 → 坂出港|小豆島ジャンボフェリー
大阪方面から小豆島に行くなら、神戸港発の小豆島ジャンボフェリーが利便性がよくおすすめ。
神戸→小豆島ルートは小豆島ニャンコフェリーとも呼ばれており、フェリーに前面には可愛らしい猫の顔が描かれています。
神戸港:神戸市中央区新港町3-7
078-327-3333
坂手港:小豆島町坂手甲1849
0879-82-2222
小豆島までの所要時間は約3時間、明石海峡大橋の下を通るのでクルージングも楽しめます。
フェリーの便数は多くはありませんが、深夜1時発の夜行便に乗ることで朝イチから小豆島ツーリングができるメリットも。
航路 | 神戸 → 小豆島 坂出港 | |
所要時間 | 約180分 | |
時刻表|神戸 → 小豆島 | 平日 | 土日祝 |
朝便 | 6:00 → 9:20 | 8:00 → 11:20 |
昼便 | 13:30 → 16:50 | 11:20 → 14:40 |
夜便 | - | 19:20 → 22:40 |
夜行便 | 1:00 →[高松経由]→ 7:30 | 1:00 →[高松経由]→ 7:15 |
時刻表|小豆島 → 神戸 | 平日 | 土日祝 |
朝便 | 7:30 → 11:00 | 7:15 → 10:40 |
昼便 | 15:15 → 18:45 | 15:15 → 18:40 |
夜便 | 20:30 → 24:00 | 17:45 → 21:00 |
夜行便 | - | 22:40 → [高松経由]→翌日5:15 |
バイク・二輪|予約 | 2ヶ月前から予約可能(バイク乗船予約OK) | |
運賃|大人 1人 | 1,990円 | 2,490円(繁忙期除く) |
運賃|バイク(126cc以上) | 2,000円 | 2,000円 |
※割引料金含まず算出
姫路 → 福田港|小豆島フェリー
朝早くから小豆島をツーリングするなら、姫路港出港の小豆島フェリーがおすすめ。
フェリーの便数が多く、所要時間も約100分と短いのでツーリングプランが立てやすいのがポイントです。
姫路港:姫路市飾磨区須加301 ポートセンタービル1F
079-234-7100
福田港:小豆郡小豆島町福田甲1196-54
0879-84-2220
日帰り小豆島ツーリングを楽しめる朝9時頃到着する1便が人気ですが、バイク(二輪)の事前予約ができない先着順なので注意が必要です。
当日姫路港でチケットを購入しますが、天気が良い土日の窓口は混み合うので早めに到着するようにしましょう。
航路 | 姫路 → 小豆島 福田港 |
所要時間 | 約100分 |
時刻表|姫路 → 小豆島 | 平日・土日祝 全7便 |
1便 | 7:15 → 8:55 |
2便 | 9:45 → 11:25 |
3便 | 11:15 → 12:55 |
4便 | 13:35 → 15:15 |
5便 | 15:10 → 16:50 |
6便 | 17:25 → 19:05 |
7便 | 19:30 → 21:10 |
時刻表|姫路 → 小豆島 | 平日・土日祝 全7便 |
1便 | 7:15 → 8:55 |
2便 | 9:45 → 11:25 |
3便 | 11:15 → 12:55 |
4便 | 13:35 → 15:15 |
5便 | 15:10 → 16:50 |
6便 | 17:25 → 19:05 |
7便 | 19:30 → 21:10 |
バイク・二輪|予約 | バイク乗船予約NG |
運賃|二輪バイク 750cc以上 | 3,280円(旅客運賃1名を含む) |
運賃|二輪バイク 750cc未満 | 2,840円(旅客運賃1名を含む) |
※割引料金含まず算出
小豆島おすすめ観光スポット
※画像出典:小豆島とっておき情報PDF 公式
フェリー乗り場に置いてある小豆島とっておき情報マップは、見ごたえあって楽しいので船内で見るのにぴったり。
いくつかスポットを絞って短時間ツーリングしてもよし、一日フルに使って回るもよしの、ちょうどよい距離感なので初心者ライダーにもおすすめです。
寒霞渓(かんかけい)
日本の三大渓谷美のひとつに数えられる寒霞渓を一望できるロープウェイが人気。
1300万年前の火山活動で隆起した岩石が年月とともに風化・侵食された岩崖など、まさに自然が生み出した雄大さがあります。
特に紅葉の季節は渓谷が赤や黄色に色づくので見ごたえがありますが、それだけ多くの人が訪れる季節とも言えます。
付近の山道を走っていると野生の猿が出てくることがありますが、襲ってくることがあるそうなので注意が必要。
ロープウェイの往復料金 1,890円は少し高いかな・・
エンジェルロード
エンジェルロード(天使の散歩道)は潮の満ち引きで島につながる道ができる観光スポットで、大切な人と手を繋いで渡ると幸せになるのだとか。
すぐそばのANGEL CAFE.405(エンジェルカフェ)で道がつながっていく様子を眺めるのも楽しそうです。(冬季期間は休業)
エンジェルロードは1日2回の干潮時にしか渡れない(約4時間)ため、島に渡りたいなら事前に干潮・満潮の時間を調べておきましょう。
二十四の瞳映画村
※画像出典:二十四の瞳映画村公式サイト
戦時中の小豆島を舞台にした映画「二十四の瞳」が撮影された場所で、使用された映画セットをそのまま保存・公開しています。
映画村の施設なので入場料が必要ですが、昭和初期の風景を忠実に再現された街並みで、自由に写真撮影ができます。
道の駅 小豆島オリーブ公園|オリーブ園
道の駅 小豆島オリーブ公園とオリーブ園は隣り合っていて、広大な敷地に何千本ものオリーブが育てられています。
どちらにも大きめの駐車場があり、カフェなどの飲食店やお土産ショップのほか、キャンプ場などの宿泊施設や温泉もあって、たっぷり楽しめます。
オリーブサイダーが美味しかった!お土産にも最適。
こまめ食堂
小豆島でランチするなら、小豆島の旬な食材を食べられるこまめ食堂がおすすめ。
古民家カフェ風の店構えで、周りの棚田をみながらゆっくりご飯が楽しめます。
店の前には人が並び、周辺の道路は車・バイクの渋滞ができるほど混み合うので、早めに行くか待ち時間を考慮したツーリングプランを考えておく必要があります。
こまめ食堂|公式サイト:〒761-4303 香川県小豆郡小豆島町中山1512-2
大人気すぎていつも人がいっぱいです・・
その他|小豆島観光スポット
マルキン醤油記念館
マルキン醤油の製造元で、国の有形文化財に登録された合掌造りの建物が記念館になっています。
また付近には醤の郷と呼ばれる、昔ながらの製法を守る醤油工場が集まっていて、趣深い街並み自体が観光スポットとして人気。
土渕海峡
土渕海峡は小豆島本島と前島の間にある全長約2.5Kmの海峡で、世界一狭い海峡としてギネスブックに認定されているのだとか。
一泊ツーリングプランでじっくり回るのもおすすめです!
日帰りで楽しめる小豆島ツーリング|まとめ
小豆島はさほど大きくない島なので、日帰りツーリングでも比較的ゆったり楽しめます。
次回は神戸からフェリーで小豆島に渡り、帰りはフェリーで高松まで行って、淡路島を通って帰るロングツーリングプランも検討中。
フェリーの便が多いので、いろいろなルートでツーリングを楽しむことができるのも小豆島の魅力です。
野生の猿には注意してください!
山道を走っていたら猿が道路にいたので徐行して通り過ぎようとしたところ、急に口元を膨らませて襲ってきたので驚きました。
一旦止まって猿が通り過ぎるのを待とう、なんて思わなくてよかった・・。
-
美山かやぶきの里ツーリング|周山街道からトトロ経由で行くバイク旅
続きを見る
-
ツーリングマップル・ツーリングマップルRどう違う?|選び方のポイント
続きを見る
-
日帰りツーリングに最適|クシタニ K-3586 ヒップバッグがおすすめ!
続きを見る