真夏のツーリングでも、見知らぬ土地を走るならスマホナビは必須。
気になるのがスマホの熱暴走!
炎天下のなかスマホナビを見る行為は、スマホにとって酷な環境と分かっていても、まったく使用できないというのは困る・・。
という事で、スマホの熱暴走についてなにか対策はできないかと探した結果、空気の力で冷やす良きものをみつけたので紹介します。
スマホの熱暴走が起こったらどうなる?
スマホが熱暴走をおこしてしまった場合、様々な障害が出てしまいます。
- バッテリーの劣化
- スマホ本体・カメラ故障の原因
- 処理速度の低下
スマホのバッテリーであるリチウムイオン電池は熱に弱いため、炎天下でスマホナビを使用することで劣化を引き起こします。
またフリーズして動かなくなったり、起動できても動作が遅くなることも。
最悪スマホが起動しなくなることもありえます。
熱を持ったら冷ます必要がありますが、保冷剤などで急速に冷却すると内部が結露してしまうので使えません。
一度熱を持ってしまったスマホは、ゆっくり自然に冷えるのを待つしかなく、その間使用するのは難しい状態になります。
スマホの熱暴走|スマートフォンの使い方で熱対策
スマホを充電しながら使用しない
スマホは充電するだけで熱を持ちます。
ナビアプリ起動しながらの充電は、スマホの負担が大きいので避けるのがベスト。
使わないアプリは立ち上げっぱなしにしない
バックグラウンドで起動中のアプリがスマホの負担になることもあります。
不要なアプリは都度消しておきましょう。
スマホケースは使わない
飛び石などの傷が気にならない方なら、スマホケースを使用しないという選択も。
ただヘルメットのシールドにも飛び石があたることがあるので、あまりおすすめはしません。
スマホをバッグの中に入れナビ機能は音声だけにする
日差しが強いなかスマホホルダーにつけているだけで、スマホがぐんぐん熱を持ちます。
知っている道や渋滞情報が不要な場所を走るときだけでも、スマホをバッグのなかで休ませて、ナビを音声だけ聞くのもひとつの手です。
ツーリングマップルなどの地図と併用する
スマホナビと紙の地図・ツーリングプランメモなどを併用することで、スマホを休ませることができます。
複数人でツーリングする際はナビ役を交代する
休憩ごとにナビ役を交代すれば、1台のスマホにかかる負担が減らせるので、熱暴走は起きにくい環境がつくれます。
ソロツー以外ならナビ役交代で、スマホの熱暴走は防ぎやすい!
スマホの熱暴走|スマホホルダー・ケースで熱対策
見知らぬ土地を走るときや、ガソリンスタンドやコンビニなどのお店を探す際など、スマホナビは欠かせないもの。
スマホナビは使用しながら熱対策するには、スマホホルダーやケースなどで工夫するしかありません。
スマホの熱対策|タナックス デジケースマウント
タナックス モトフィズ デジケースマウントは、走行風でスマホを冷やすスマホホルダー。
サイズはM・L・XLの3種類。それぞれハンドルマウント・ミラーマウントがあるので、合計6種類から選べます。
冷やしスマホはじめました!というキャッチフレーズで販売されており、縦型・横型どちらでも使用することが可能。
角度調整もでき、ケースのみ持ち運ぶこともできるので安心です。
この製品の特徴は、スマホバッグ(ケース)背面にあいた穴から、空気を取り込みスマホを冷やす仕組み(エアクールシステム)。
※画像出典:TANAX公式サイト
間に入っているスポンジは、振動に弱いスマホ保護のためのもの。
スポンジに空いている穴に付属のストッパーを差し込んで、スマホの位置を固定・調整することができます。
動画やレビューを見て、使用前よりマイナス5度程度スマホの温度が下がることを知り、購入第一候補でしたがネックはサイズが大きいこと。
ハンドル周りに付けるとメーターなどが見えにくくなったり、バイクの種類によってはカウルなどに当たる可能性も。
事前にサイズを確認しておくことをおすすめします。
種類 | 型番 | サイズ | 収納スペース サイズ | 本体重量 |
デジケースマウント AC-M | ハンドルマウント MF-4735 | バッグ:34(H)×115(W)×175(D)㎜ ステー:162(H)×52(W)×38(D)㎜ | 150mm × 90mm (5インチスマートフォン対応) | 250g |
ミラーマウント MF-4736 | ||||
デジケースマウント AC-L | ハンドルマウント MF-4737 | バッグ:34(H)×115(W)×205(D)㎜ ステー:162(H)×52(W)×38(D)㎜ | 180mm × 90mm (6インチスマートフォン対応) | 270g |
ミラーマウント MF-4738 | ||||
デジケースマウント AC-XL | ハンドルマウント MF-4739 | バッグ:34(H)×172(W)×247(D)㎜ ステー:162(H)×52(W)×38(D)㎜ | 220mm × 150mm (8インチタブレット対応) | 325g |
ミラーマウント MF-4740 |
※ハンドルタイプ:適合ハンドルパイプ直径 Φ22.2mm~Φ25.4mm
※ミラータイプ: ミラー取付ネジ Φ8mm,Φ10mm対応
サイズが許容範囲ならイチオシのスマホ冷却装置!
スマホの熱対策|メッシュ スマホケース
タナックス デジケースの空冷システムには惹かれるけれど、ケースが大きすぎて運転しづらい。
走行風でスマホを冷やすなら、ケース自体がメッシュになっていればいいんじゃないかと言うことで、スマホのメッシュケースを購入してみました。
冷却スマホケースとして有名なRazer iPhoneケースに惹かれましたが、延々欲しいカラーが在庫切れ状態なので、AndMesh iPhone ケースを選択。
下記画像のように、iPhoneのりんごマークが透ける程度の穴が空いています。
種類・カラーが豊富で、全体に大小の穴が空いているので、走行風で熱暴走を防ぐ目的にはぴったり。
スマホホルダーはRAMマウントを使用しているので、背面に風があたりやすいのもポイントに。
今まで使用してきた全体を覆うタイプのスマホケースと比較しても、熱がこもりにくくなったような気がします。
バイクの熱対策は永遠の課題!|まとめ
夏のツーリングはスマホの熱暴走対策が悩みどころ・・
ナビ役は休憩単位で交代し、知っている道・渋滞予測が不要な道は音声ナビのみ使用していましたが、この夏からはメッシュケースを新たに投入!
少しでもスマホに負担がかからないように、今後も新たな情報があれば取り入れていきたいですね。
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