カワサキプラザでZ900RSのオイル交換をしてきました。
前回のオイル交換は1ヶ月点検(1,000km)時でしたが、あれから約3,500km走り2回目のオイル交換になります。
カワサキプラザのメンテナンスパックに加入していると、4回分のオイル交換が無料でついてきますが、今回は有料で交換していただくことに。
メンテナンスパック加入してるのに有料交換した理由は?
この記事では、メンテナンスパックのオイル交換 サービス内容、Z900RSのオイル交換費用についてまとめました。
カワサキプラザ|オイル交換費用
メンテナンスパックに付属する4回のオイル交換は、自分の希望時期にオイルとオイルフィルタ、ガスケットなどを無料で交換してもらえるサービスです。
カワサキ純正のオイルフィルタは、調べたところ定価1,500円程度。
ガスケットはオイル交換のたびに交換しますが、オイルフィルターの交換は一般的にオイル交換2〜3回につき1回程度と言われています。
今回のオイル交換は、初回点検時から約3,500km走った2回目のオイル交換。
整備士の方に「前回フィルター交換したので今回は必要はないですよ」と言われたので、有料でオイル交換のみお願いしました。
フィルター交換の必要がないから無料交換は温存したんだね!
ということで有料のオイル交換をすることになりましたが、気になるカワサキプラザでのZ900RS オイル交換費用は下記の通り。
項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 工賃 |
オイル交換|カワサキ S4 | 3.3L | 1,650 | 5,445 | 2,640 |
ガスケット | 88 | 88 | ||
計 | 5,533 | 2,640 | ||
合計額 | ¥ 8,173 |
※税込表示
Z900RSのオイル交換は、同時にオイルフィルター交換した場合3.8L必要ですが、フィルター交換なしの場合は3.3Lになります。
作業時間は、軽点検含めて約30分で完了。
オイル交換の合間に軽点検をやってもらえるのは嬉しい!
店舗によって軽点検内容が異なる可能性はありますが、タイヤの空気圧・チェーンのたるみチェック、ライトで細部を照らして故障・不具合箇所の確認、車両診断機による電子制御機器点検などを確認いただけます。
また乗っていて気になっていたところを事前に相談でき、専門の整備士さんに確認していただけるので安心感が違います。
バイク用品店 vs カワサキプラザ|オイル交換比較
オイル交換費用のみで考えると、バイク用品店でオイル交換したほうがお得です。
2りんかんやナップス、ライコランドなどの一般的なオイル交換工賃は1,100円前後が多いようで、なかには独自サービスをしているところも。
オイルフィルター交換しないときはバイク用品店に依頼すべき?
オイルフィルター交換は、一般的にオイル交換2〜3回につき1回程度と言われているので、安くオイル交換ができるバイク用品店をうまく利用するのもひとつの手。
ですが・・注意しなければいけないのは、特に週末のバイク用品店のピットスタッフにはアルバイトが多いこと。
必ずしも整備士の資格を持っている方に対応いただけるとは限らないので、その点は覚悟の上で依頼するしかなさそうです。
セルフ|自分でバイクのオイル交換!
将来的には自分でオイル交換したい!
Z900RSのオイル交換方法をYouTubeやネットで調べましたが、オイル交換に必要な物さえ準備すれば自分でも比較的簡単にオイル交換はできるよう。
手持ちの工具以外にもいくつか準備すべきものはあったので、オイル交換に必要なもの・手順を備忘録として残しておきます。
Z900RS|オイル交換に必要なもの
必要な工具類は、一度揃えてしまえば2回目以降安くすむよ!
Z900RS 標準エンジンオイルはカワサキ S4ですが、人気が高いのはカワサキ Vent Vert 冴速かカワサキ R4。
自分でオイル交換して安くすませるなら、オイルは良いものを入れてみたい。
Z900RS用のドレンボルトワッシャー(ガスケット・パッキン)はM12サイズ。
オイル交換するたびに必要な消耗品。
カワサキ 純正オイルフィルターの型番は”16097-0008”。
社外品の磁石付きなど色々な種類が出ているので、お値段・入手しやすさで選んでもOK。
オイルフィルター脱着のための専用レンチは、自分でオイル交換するなら購入しよう。
オイル漏れを防ぐためにも、手回し+レンチでしっかり締めること。
価格は高いけれど、メンテナンスを自分でするなら持っておきたいデジタルトルクレンチ。
Z900RSのエンジンオイルは3.8〜3.3Lなので、4LサイズのオイルジョッキがあればOK。
ポイパックがあれば廃油を普通ゴミとして捨てることができるため、自分でオイル交換するなら購入必須。
手が汚れてしまうのでグローブを準備。
オイル交換時に周辺を汚さないための、変形するじょうごは使い勝手が良い。
バイクのメンテナンス用に工具は一式揃えておきたい。
Z900RS サービスマニュアルは、年式によって違うので注意が必要。
Z900RS|オイル交換手順
オイルフィルター交換を含むオイル交換手順の備忘録!
step
1ドレンボルトを外す
オイルが抜けやすくするために2〜3分間アイドリングで暖機をしてからエンジン停止させ、ドレンボルトからオイルを抜きます。
ドレンボルトは17mm、工具で緩めてから手で回し外します。
勢いよくオイルが出てくるので、床が汚れないようにポイパックを準備してからドレンボルトを取り外すこと。
取り外したドレンボルトは再利用するためパーツクリーナーで清掃し、ワッシャーは新しいものと交換するため廃棄します。
step
2オイルフィルターを取り外す
※オイル交換のみの場合はSTEP2は飛ばす
オイルフィルターレンチでフィルターを緩めてから、手で回し外します。
勢いよくオイルが出るので、ドレンボルト・オイルフィルターから出るオイルをひとつのポイパックで受け止めるようにセット。
step
3ドレンボルト取り付け
しばらく放置しオイルが出きったら、ドレンボルトを取り付けます。
ドレンボルトに新しいワッシャーをはめ、取り付け口を綺麗に拭き取ってから手で締め、ドレンボルトの規定トルク値 29Nmまでデジタルトルクレンチで締めます。
オイル汚れがあればパーツクリーナーで清掃しておきましょう。
ドレンボルト|締め付けトルク: 29Nm
step
4オイルフィルター取り付け
※オイル交換のみの場合はSTEP4は飛ばす
新しいオイルフィルターの取り付け口のパッキン(黒いゴム)周りに、古いオイルを少量塗り込んでおきます。
フィルターを手で回し付け、最後はオイルフィルターレンチとデジタルトルクレンチで、オイルフィルターの規定トルク値 17Nmまでしっかり締めます。
オイル汚れがあればパーツクリーナーで清掃しておきましょう。
オイルフィルタ|締め付けトルク: 17Nm
step
5オイル注入
オイルジャッキに既定値のオイルを入れて準備。
オイルを注入する際は、必ずオイルレベル点検窓でチェックしながらオイルを入れます。
オイルがタンクに残っていると既定値のオイルだと多すぎる場合があるため、アッパレベル・ロアレベルの中間までオイルを入れるように確認しましょう。
- オイルフィルター交換時:3.8L
- オイル交換のみ: 3.3L
環境さえ整えれば自分でオイル交換できそうだね!
-
Z900RS 1ヶ月点検|カワサキプラザのメンテナンスパックはお得なのか?
続きを見る
-
ライダーおすすめバイク本|最新版 オートバイの洗車・メンテナンス入門
続きを見る
-
Z900RS エボニー 2021年モデル 納車|足つきを改善するローダウンのカスタムを!
続きを見る