バイク売却の手順と注意点｜買取価格をあげてもらうためのコツとポイントまとめ

 

大型バイクの免許を取って半年、悩みに悩んで結局我慢できず･･この度大型バイクに乗り換えることにしました。

 

気軽に依頼できる一括査定は魅力的だけど、マンション住まいなので業者に出張査定に来てもらうのは都合が悪い･･。

ということで、今回は直接店舗にバイクを持参する訪問査定を選びましたが、思っていた以上に高額で買い取っていただくことができました。

この記事では、高額査定に至るまでに交渉で気をつけたポイントやコツなどを備忘録として残しています。

 

バイク売却方法

バイクを売却する際、考えられる代表的な売却方法は以下の3つ。

 

個人間取引｜ネットオークションなど

このなかで一番高額買取してもらえる可能性が高いと言われているのは、個人間取引ですがあまりおすすめしません。

手続きが面倒というだけではなく、後からクレームになりやすく、また買い手が名義変更をしないなどのリスクが発生する可能性があります。

 

買い手が名義変更もせずにバイクに乗って事故した場合、売り手の自分にまで責任追求される可能性があり、また税金の納付書が届いてしまったというケースも発生しているようです。

 

ディーラー下取り

新しくバイクを購入する予定のディーラーで下取りしてもらうメリットは手間がかからないことですが、買取額は安くなりがち。

バイク購入店で下取りに出せば、多少査定額をアップしてくれることがありますが、レッドバロンやバイク王などの全国展開しているショップと比べると基本の査定額は低めです。

 

ウチで購入してくれるなら下取り価格頑張りますよ！と言われましたが、最終的に売却したバイク買取専門店と比較すると、その差はなんと15万円以上。

 

バイク買取業者

バイク買取のことなら、やはり専門家に依頼するのが一番安心です。

ただしどのバイク買取業者でも良いわけではなく、全国展開しているバイクショップを選ぶことをおすすめします。

全国展開しているバイク買取専門店は、在庫を多く抱える必要があるので買取に力を入れているため、高額査定になりやすい傾向があり、また買取額の交渉に応じてくれるという特徴も。

 

バイク買取業者に査定をお願いする方法は、ネットでの一括査定から出張査定に来てもらう流れが多いようですが、査定後すぐに何社ものバイク買取業者から電話がかかってきます。

複数社から一気に電話がかかってくるので、対応に時間が取られるのはもちろん、結構しつこい業者が多いのがネック。

 

もうひとつはこちらからバイク買取業者に出向いて、訪問査定してもらう方法があります。

当方はマンション住まいで出張査定に応じるだけのスペースがないため、今回はこちらから直接バイク買取業者に行く訪問査定を選択しました。

 

買取価格アップ！｜バイクを高く買い取ってもらうコツ

大切に乗ってきたバイクを高額買取してもらうためのポイントをまとめました。

 

ノーマルパーツ｜純正パーツは必ず持参しよう

カスタムしているから高くなるのは？と言うイメージをもってましたが、カスタムの内容が一般受けするとは限らないため、純正に近い方がいいとされているそうです。

そのため交換した純正パーツは保管しておき、売却の際に持ち込みましょう。

 

純正パーツに戻して、カスタムパーツをオークションで売るのもひとつの手。

バイク王ならパーツ交換サービスと言って、取り外し工賃無料でノーマルパーツに戻してくれるサービスがあるそうです。

取り外してもらったパーツをオークションで売るのもありかもしれません。

 

整備履歴｜メンテナンス内容が分かるほうがいい

ディーラーにメンテナンスを依頼している方なら、査定時に購入時にもらったメンテナンスブックを持参しましょう。

点検やオイル交換などの記録が残っていれば、それだけ交渉しやすくなります。

 

洗車｜査定の前にバイクを綺麗に！

バイクが綺麗な状態だと、日頃からメンテナンスをきちんとしているイメージを持たれるので好印象です。

買取業者によっては写真を撮り、画像で上司に査定額の判断を仰ぐこともあるので、見た目綺麗にしておくことは重要なポイントに。

 

売却時期｜バイクの買取価格がアップする時期がある

3〜4月は新生活をはじめる時期なので、バイク購入者が多いため買取額も高くなるようです。

ただ時期を待つことで走行距離や年式が伸びたり、新型が発売されて買取額が落ちる可能性もあるため、愛車の状態によって決めるのが一番です。

 

調査｜ネットで同年式のバイクの販売価格をチェック

ネットで売りたいバイクと同年代・同条件の中古バイクの販売価格の相場をチェックしておきましょう。

価格を知らずに、査定交渉することはできません。

 

査定｜複数のバイク買取業者に査定してもらう

査定してもらう会社が多ければ多いほど、買取価格の上限がどの程度か把握できるため、査定交渉で相手のペースに飲まれず交渉ができます。

またレッドバロンなど同じ系列店でも価格差が出ることがあるので、複数店に持ち込んでみるのもおすすめ。

 

希望価格｜聞かれても答えない方がいい

買い叩かれやすいので、いくらで売りたいには答えない方が無難です。

他のショップさんではいくらでした？にも詳細は答えず、一番高く査定してくれたところで売るつもりとだけ伝えました。

 

また次購入するバイク決まってますか？と業者さんには必ず質問されましたが、自分のところで買ってくれるなら下取り額アップしますよ作戦に繋げようとしているだけなので、決まってませんなどと言っておけばOKかと。

 

バイク買取比較｜レッドバロン VS バイク王

今回査定をお願いしたショップは、ホンダドリームとカワサキプラザ、全国展開しているレッドバロン・バイク王・SOXの合計5社。

ホンダ・カワサキ・SOXは簡易査定でしたが、こちらの売却希望額とは大きく乖離していたので今回は対象外としました。

 

 

訪問査定に行く前に、車種・年式・走行距離などを入力して査定相場が算出されるオンサイン査定で事前チェック。

複数のサイトで確認したところ、平均買取額50〜60万、上限買取額70〜80万と表示されましたが、車体価格がもともと約88万5千円なので80超えはまず無理でしょう。

ただグリップヒーター・ETCは査定額アップの対象になるようなので、最低売却額のラインを70万円前半として訪問査定に向かいました。

 

それぞれの店舗で担当者に伝えたことは以下の3つ。

 

人気車種のCB400SFであること、日常的にメンテナンスを実施しており綺麗な状態をあること、他店舗でそこそこの高額査定を出してくれていることなどをチラつかせつつ交渉。

希望査定額、他店舗の査定額はこちらからは伝えず、担当者の出方を見ます。

 

バイク王の査定

バイク王の査定は、メーター・マフラー音チェック後に10数枚写真を撮っただけでそれ以上の検査はなく、5〜10分程度で査定完了し査定額を提示してくれました。

この時点の査定額でも事前に決めていた最低売却額内でしたが、「本日売却する準備をしてきているけど、他店はバイク王さんよりさらに高額だった。」と悩むふりして更に価格を交渉。

 

最終的に査定額の決定権がある上司の方に相談してくださり、「本日売却してくれるなら○万円にしますが、それ以上は無理！」と、当初の提示額より約3万円上乗せした金額を提示いただきました。

 

レッドバロンの査定

 

次に向かったのはレッドバロンですが、ここでは専用の機械でチェックするなど検査には20分以上時間を要しました。

はじめに提示された額はバイク王よりも低く、この提示額では売れないと伝えたところ上長と査定額アップの相談をしてもらえることに。

 

結構しつこくバイク王さんの提示額を聞かれましたが、言ってしまったらその額がボーダーラインになってしまうので金額は伝えません。

1万年単位でジリジリ交渉されたので、○万円なら即決でレッドバロンに売却するんだけど･･とバイク王の査定額より更に数万金額を上乗せして交渉。

 

詳細金額は記載しませんが、交渉の上で提示された査定額はバイク王よりさらに高く、査定額は70万円台後半を提示してくれたので、レッドバロンで売却を決意。

バイクはピカピカだし、今からの季節重宝されるグリップヒーター付きだから、すぐに買い手がつくでしょうと喜んでもらえました。

 

最後に写真を何枚か撮って、バイクのキーホルダーを取り外して愛車とお別れ。

 

訪問査定をしてみて｜レビュー

時間がない方なら出張査定の方が楽なのかもしれませんが、マンション内で査定してもらう場所もないため、今回は訪問査定という方法を選びました。

査定交渉するのは大変ですが、複数社に査定してもらうことである程度の売却ラインが見えてくるので、交渉はしやすくなります。

 

どの査定担当者からも聞かれたのが、「希望の売却額はいくらですか？」「他社さんの査定額はいくらでしたか？」「ディーラーさんだと安いでしょう？ウチなら多少色つけますよ」など。

基本的に売却希望額や他社査定額は一切伝えませんでした。

「言ったらその額を買取のボーダーラインにするじゃないですか〜」と笑いながら牽制。

また他の買取業者にも訪問査定に行ってるよと伝えることで、だいたいの査定額相場は調べて来てるんだとアピールできるので、交渉がしやすい象でした。

 

査定額を少しでもアップさせたいなら、複数社に査定に行きましょう。

また全国チェーン展開している買取業者は買取に力を入れているので、交渉しやすく高額査定を提示してくれるので、少し足を伸ばしてでも言ってみることをおすすめします。

 

バイク売却｜必要書類・持参物

 

自賠責保険は同じ保険料（排気量区分が同じ）であれば移し替えができるようですが、店舗によって対応は異なるため、必ずしもできるとは限りません。

また自賠責保険の買い取りをしてくれるバイク買取業者もあるようなので、売却時に確認してみましょう。

 

ディーラー購入車の売却｜注意点

ホンダドリームやカワサキプラザの延長保証は、バイクを新車で購入した時点でもともと3年の保証を2年延長するというもの。

この延長保証は返金してもらえますが、こちらからアクションを起こさない限り戻ってきません。

延長保証に入っている場合は、店舗に返金を依頼しましょう！

返金方法は店舗によって異なるらしいので、購入店舗に確認してみることをおすすめします。

 

バイク高額査定のコツは複数社に依頼！｜まとめ

CB400SFは乗りやすく良いバイクでしたが、金銭的にも場所的にも増車はできません。

 

人気車種ということもあり、あからさまに安い査定額を出されることもありませんでしたが、当然お店の方は安く買って高く売りたいと思っているのでギリギリを狙ってきます。

こちらが有利に交渉するためには、相場の査定額などの情報が必要となるので、複数社に査定に行くことはとても大切！

状態の良いバイクだからこそ強気で交渉できたということもありますが、やはり他社の影をチラつかせるのは効果的でした。

 

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