普通二輪から大型二輪免許にステップアップし、いつの日か大型バイクに乗りたいな〜なんて言ってましたが･･我慢できず大型バイクを購入してしまいました。
新しい相棒は、2021年モデル kawasaki Z900RS エボニー！
私好みのブラック＆グレーカラーのZ900RSの情報を見た瞬間、実車を見ることなく即予約。
いきなり排気量が倍以上になるので不安もありましたが、乗ってみたらあら不思議、教習車にしてもいいんじゃない！？と思えるほど乗りやすいバイクです。
この記事では購入に際し検討した大型ネイキッドバイク比較と、身長158cmの初心者ライダーが納車後安心して乗って帰るために施したZ900RSのカスタムなどをまとめています。
大型ネイキッドバイク｜Z900RSに決めた経緯
ネイキッド好きの私が大型バイクへ乗り換えを検討する時点で候補にあげた車種は、ホンダ CB1100シリーズ3車種、カワサキ Z900RS・W800 Streetの合計5車種。
クラシカルな見た目＆渋さが私好みで、まずは車種にまたがりにディーラーへ。
またがるだけでいいの？試乗すればいいのに。
身長158cmの私じゃ、足つき悪くて試乗は不安なの･･
バイクに乗り慣れていたり、身長が165cmもあれば足つきにさほど不安は感じないのかもしれません。
ですが二輪免許取得後1年未満、かつ身長158cmのひよっこライダーの自分にとって、ローダウンされてもいない試乗車に乗ること自体が大きな壁に。
とにもかくにも大型バイクを運転するイメージを持つために、候補車種すべてにまたがりに行きました。
まずは大本命だったホンダ CB1100の3車種にまたがってみましたが、シート高は780mm前後なのに足つきが悪くてすごく重い！
シートの幅が広いせいか、サイドスタンドをはらってバイクを引き起こすにも一苦労。
検討車種の重量とシート高をまとめた表がこちら。
| メーカー | 車種 | 重量 | シート高 |
| ホンダ | CB1100 | 256 kg | 785 mm |
| CB1100 EX | 255 kg | 780 mm | |
| CB1100 RS | 252 kg | 785 mm | |
| カワサキ | W800 Street | 221 kg | 770 mm |
| Z900RS | 215 kg | 800 mm |
見た目のデザイン、細部の作りなど、めちゃくちゃ渋くてカッコいいバイクで第一候補だったCB1100シリーズですが、この重さはいただけない。
パートナーの愛車 CB1300SBは270kgを超える車体ですが、重心の関係なのかCB1100の方がより重く感じます。
ローダウンしてもこの重さだと取り回しには苦労するし、バイクでの外出がおっくうになりそうだったので、残念ですがCB1100は断念することに･･。
次に向かったのは、スタイリッシュな外観のカワサキプラザ！
またいだ時点では8割方W800 Streetに気持ちが傾いてましたが、エンジンを掛けたとき感じたのは「ちょっと振動すごない！？」
ドコドコ音が格好いいけれど、お尻に振動が直接響いている･･。
実際に乗っている方にお話を聞くと、街乗りだと振動はさほど気にならないようですが、ロングツーリングや高速で80kmを超える速度を出すと手にしびれが出るとのこと。
また5速までしかないので高速域の伸びに不安はありますが、のんびり走るバイクとしては最適だそう。
次に乗ったZ900RSですが、候補車種のなかで一番シート高が高く800mmありますが、CB1100より足つきは良く感じます。
身長158cmの私が、厚底ライディングブーツを履いたうえで両足立ちした状態の足つきは、足の付根の拇指球が付く程度。
厚底ではないブーツの場合は、足の指付け根がかろうじて付くぐらい。
お尻をずらして片足立ちすればべったり付きますが、シート表皮の加工のせいかお尻が滑りにくく、足つきに不安を感じました。
低身長で安心して乗れる大型ネイキッドバイクは少ないね･･
エンジンの種類や気筒数、タイヤの太さや乗り味が全く異なるバイクで迷いに迷ったあげく、2021年モデルの黒＆銀カラーのエボニーにコロッとやられてZ900RSに決定。
大型バイク乗り換え後は、高速を活用して関西圏以外の地域へのロングツーリングへ行きたいので、結果的に良い選択をしたと思っています。
KAWASAKI Z900RS｜低身長の悩み解決はローダウン！
今回購入したバイクがこちら、2021年モデル Z900RS カラーはエボニー（和名: 黒檀）。
今まで発売されてきたZ900RSのカラーにはさほど惹かれませんでしたが、このブラック＆グレーの配色に一目惚れ！
レトロ調のカラーリングが渋くて、雰囲気にマッチしてエモい！
Z900RSの2021年モデルは、カラー以外は旧モデルとさほど大きな違いはありませんが、ラジエーターが大型化しているので注意が必要。
旧モデルのラジエーターカバーだと小さいので、カバー購入の際はサイズミスがないように気をつけましょう。
慣らし運転が終わってからレビュー記事を書く予定ですが、Z900RSを一言でいうと大型なのにとにかく乗りやすいバイク。
CB400SFから乗り換えでしたが、シート高とハンドル幅が広くなったと感じるぐらいで、それ以外はさほど大きさを感じません。
| 全長 | 全幅 | 全高 | 重量 | シート高 | |
| Z900RS | 2,100mm | 865mm | 1,150mm | 215kg | 800mm |
| CB400SF | 2,080mm | 745mm | 1,080mm | 201kg | 755mm |
ローダウンでシート高を落としてやれば、Z900RSは小柄な女性が大型バイクに挑戦するにはぴったりなバイクだと思います。
またシート高以外でZ900RSの気になるところは、ハンドル幅の広さと足をおろした際に当たるステップ。
Z900RSに適合するハンドルは数が多く決めかねるので、まずは慣らし運転中にどんなポジションが自分にあっているか考えてみるつもりです。
ステップは足つき性に影響があるので、納車時にあるものを取り付けてもらいました。
納車後安心して帰宅するために、納車時に取り付けてもらったのは以下の3つ。
これさえ付けておけば、納車後でも安心して運転できました！
BEET ローダウンリンク｜25mmシート高ダウン
Z900RS適合のローダウンリンクのサイズは20〜60mm程度から選べますが、極端に低くしてしまうと走行時の安定性や乗り心地が低下すると言われています。
ディーラー担当者さんと相談して、今回は25mmダウンできるBEET ローダウンリンクを取り付けてもらうことに。
合わせてプリロード調整をしてもらったので、納車時の足つきは拇指球で地面をしっかり踏みしめている状態にまで改善しました（厚底ブーツ着用）。
キジマ ステップリローケーションブラケット｜ステップ位置変更
Z900RSの残念なところは、ステップが足をおろした位置にあり邪魔なこと。
足をおろすたびにステップがふくらはぎにあたるので、ふらついて立ちごけする原因になる可能性があります。
※画像出典：キジマ公式サイト
それを改善するために、キジマのステップリロケーションブラケットを取り付け。
ステップ本体を後方に20mm、上側に10mm移設できるので、足をスムーズにおろすことができるようになります。
全くあたらなくなるわけじゃないけど楽になったよね！
ノーマルのZ900RSとまたがり比べてみましたが、たった20mmの差でも足つき性改善の効果は大きく感じます。
価格も約6千円と比較的安価に試すことができるので、ステップ位置に不満があるなら一度試してみることをおすすめします。
エンジンガード｜立ちゴケから車体を守る
立ちごけが怖いので、カワサキ純正のフレームスライダーよりも頑丈なエンジンガードを取り付けることに。
キジマやハリケーン、ヘプコアンドベッカーなどもエンジンガードを出していますが、乗り換え前の愛車CB400SFにも付けていてデイトナ製にしました。
他にもエンジンを覆うように取り付けるカバーなどZ900RS用は種類豊富なので、足つきが悪くて立ちごけの不安があるならあわせ技で取り付けるのもおすすめ。
【おまけ】シート加工｜お尻の痛み軽減
Z900RSの残念ポイント第二弾はシート！
またがっただけでも感じるシートの硬さからくるおしりの痛さは、Z900RSの最大のデメリットのひとつ。
純正シートのままでは間違いなくロングツーリングは痛くてできないので、Z900RSの予約と同時にシート加工の依頼をしました。
今回私が依頼したのは、兵庫県西宮市にあるシート加工業者のアシヤシートさん。
お尻痛に悩むZ900RS乗りに有名なシート加工のお店で、いま依頼しても数ヶ月待ちです。
Z900RSの女性用シート加工にも力を入れていらっしゃるお店で、YouTubeでも情報を発信されているのが決め手になりました。
あのお尻の痛みがなくなるなら、喜んで待ちます！
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カワサキプラザ 大阪鶴見｜Z900RS エボニー納車
合計3店舗のカワサキプラザさんにお邪魔しましたが、最終的には直営店のカワサキプラザ 大阪鶴見でZ900RSを購入させていただきました。
カワサキプラザ 大阪鶴見に入荷する1台目のZ900RS エボニーを予約できたことが一番の理由ですが、それ以上にスタッフ皆さんの対応が素晴らしかった。
いろいろ無理を言いましたが、気持ちよく相談にのってくださって感謝しかありません。
納車説明は約1.5時間となかなかお時間かかりますが、今後のサポート含めとても丁寧に説明してもらえました。
また納車時のZ900RSには、バリアスコートが施された状態なのでピカピカ！
カワサキプラザってサービスがすごいよね！
こちらはカワサキプラザの納車式でのみいただける、カワサキの系列店がつくっているノンアルコール飲料のダイヤレモン。
いつもいただくカワサキブレンドコーヒーも美味しいですが、こちらも美味！amazonで販売してるそうなので、機会があったら買ってみよう。
次にお伺いするは1,000km点検ですが、いくつか相談したいところがあるのでピックアップしておきたいと思います。
これから末永くお世話になります！
Z900RSは低身長でも乗りやすい大型バイク！｜まとめ
Z900RSへ乗り換える際に、一番不安に感じたのは足つきでしたが、最低限のカスタムで安心して乗れるバイクになりました。
大型バイクとしては軽量なので、CB400SFから乗り換えた私でもさほど不安は感じません。
身長が150cm後半あれば、ローダウンで足つきは不安はなくなります！
CB400SFとサイズ感もさほど差がないので、使用していた平山産業 バイクカバーがそのまま使用できました。
ただ幅が広い分多少パツパツ気味ではありますが、ハンドル・ミラーともに交換予定なので、交換後はぴったりサイズになりそう。
また以前の愛車CB400SFは、前後ドラレコやUSB電源など業者に依頼しましたが、Z900RSは自分で取り付けようと思っています。
バイク歴1年未満の素人でもできるカスタム記事を上げていく予定なので、また読んでいただけると嬉しいです。
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