Z900RSのハンドル交換後、やっぱり気になるのが純正レバー。
使用感が悪いわけではないけれど、前車CB400SFのときに交換したU-Kanaya ビレットレバーの質感が忘れられず交換することにしました。
今回も自分で交換しようとU-Kanayaショップサイトをのぞいたところ、1ヶ月以上”売り切れ”が続いている状態。
どうするか悩んでいたところ、立ち寄ったライコランドで在庫が見つかり、レバー取付工賃が2本で千円程度と格安だったので取り付けていただきました。
ちなみにZ900RSのレバー交換のコツは工具(ソケット)!
適応した工具さえあれば自分でも取り付けることができそうだね!
この記事は個人のカスタム情報です。カスタムは自己責任でお願いします。
U-KANAYA ビレットレバー
U-KANAYAのビレットレバーは、レバーデザイン・カラーともに種類豊富なので、愛車のイメージにぴったり合ったレバーを選ぶことができます。
Z900RS用のレバーは全5種類ありますが、今回選んだのはU-KANAYA アルミビレットレバー TYPE-T(ツーリングタイプ)。
スタンダード | TYPE-S | U-KANAYA標準レバー(旧名称ノーマルタイプ) レバーの長さ:ロングレバー 約173mm/ショートレバー 約143mm |
ツーリング | TYPE-T | 流線型のデザインが特徴で、握る力のロスが少なく疲れにくいためロングツーリング向き レバーの長さ:約177mm |
GPタイプ | TYPE-GP | 風圧を逃がすためレバーエンドにスリットが入っておりスタイリッシュ レバーの長さ:ロングレバー 約165mm/ショートレバー 約135mm |
可倒式 | TYPE-R | 転倒した際にレバーに圧がかかると上方向にレバーが逃げる可動式 レバーの長さ:約165mm |
ホイールタイプ | ホイールタイプ | レバーの位置が無段階で調整できるホイールタイプ |
ハーレー用 | TYPE-ST | ハーレー専用のビレットレバー |
前愛車CB400SFでも愛用していたU-KANAYA ツーリングタイプのレバーですが、質感がよく手にしっくり馴染み握りやすいところがお気に入り。
Z900RSの車体カラーに合わせて、今回もレバーは”チタン”を選択しました。
アジャスターとの組み合わせで印象が大きく変わります!
※画像出典:内商会公式サイト
上記画像のレバー・アジャスターは”艶あり”タイプですが、つやなしタイプのレバー・アジャスターを組み合わせることも可能です。
各レバーについてはU-KANAYAレバーについて紹介した記事で種類ごとの特徴などを紹介していますので、気になる方はそちらを読んでみてください。
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クラッチが遠くて手が痛いならレバー交換!|U-KANAYA ビレットレバーで疲れ知らず
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Z900RS カスタム|U-Kanayaレバー取り付け
今回私が選んだレバーはツーリングタイプの”チタン”、アジャスターは”つやなしチタンカラー”にしました。
Wチタンなのであまり目立ちませんが、純正と比較して高級感がアップし、品よくシックにまとまっている!と自画自賛しています。
まぁドレスアップパーツでもあるから好み全開でいいよね!
Z900RSのレバー交換は自分でやる予定だったので、手順についてまとめていたものを備忘録で残しておきます。
基本的にどの車種でもレバー交換の手順や準備すべき物は、ほとんど変わりはありません。
Z900RS レバー交換に必要なもの
- レバー(ビレットレバー)
- グリス(グリース)
- パーツクリーナー
- 工具
- ウエス
- 使い捨て手袋
グリスの選び方やパーツクリーナーの種類など、前車CB400SFの取り付けレビュー記事にまとめて書いたので、必要であれば読んでみてください。
Z900RSカスタム|レバー交換手順 備忘録
Z900RSのブレーキレバーはボルト外して取り付けるだけなので非常に簡単。
だけどZ900RSのクラッチレバーの交換は手強いらしい・・
クラッチレバー交換手順はCB400SFのときとほとんど同じですが、Z900RSはクラッチレバーを取り外すことが一番の難所なんだとか。
裏側のボルトを外す際に使うソケットは、一般的に販売されているものでは隙間に入らず、前調べしてない方はここでつまずいてしまうようです。
これを解決するためには、10mmの薄口ソケットを用意する必要があります。
手持ちのKTC 10mmソケットは、一般的なサイズの外形 14.5mm。
いろいろ調べてみたところ、KINGTONY 超薄口ソケット 10mm(型番 321510M)が外形 13mmと薄く、実際にこれを購入したというレビューがありました。
今後のレバー交換の可能性も考えて入手しておきたかったんですが、ホームセンターなどでは販売されていません。
工具を扱う店 FACTORY GEAR(ファクトリーギア)で取り扱っているようなので、取り寄せてもらうという手もあります。
ちなみにKINGTONY 超薄口ソケット 10mmのお値段は千円程度です。
Z900RSカスタム|クラッチレバー交換注意点
某YouTuberの方がクラッチレバー交換する際に、カワサキプラザから受けた注意点というのが、”スターターロックアウトスイッチ(クラッチスイッチ)”は触るな危険!
この行為はメーカーが推奨しておらず、ボルトの頭をなめやすいため、薄口ソケットを使用して取り外すのが正解なんだそう。
クラッチスイッチってどこのこと?
クラッチスイッチの場所は、下記画像の緑矢印の裏側部分、クラッチレバーの根本にある黒のボックス部分になります。
カスタム若葉マークの人やバイクの構造を理解していない人間は、このクラッチスイッチボックス下のネジ 2本は取り外すべきではない箇所。
カワサキ サービスマニュアル Z900Rをまだ入手していない(入手しました!)ので、下記画像は海外のZ900RS オーナーサイトから拝借したものですが、クラッチスイッチはアイテム番号”27010”です。
またハンドル交換の有無によって、レバー交換のやり方は多少なりとも異なりそう。
私はハンドルをEFFEX イージーフィットバープラスに交換していたためか、クラッチレバーとスイッチボックスとの隙間がシビアでぶつかりそうに。
ハンドル角度によっても違うのでしょうが、今回ミリ単位で調整してもらってぶつからないようにしてもらいました。
レバー交換は簡単なもの!なんて思っていましたが、車種によっては用意すべきものや注意点も違うんだと良い勉強になりました。
Z900RSのレバー交換は下調べをしてから!|まとめ
自分でカスタムしようと思う箇所は事前に下調べしてからやるタイプなので、いままで大きな失敗をしたことはありません。
ですが一度前車CB400SFでレバー交換をやっていたので、簡単なものだと思い込んでいました。
念の為にと”Z900RS レバー交換”でネット検索してみたら、クラッチレバー交換で時間がかかって大変だったというレビューが多くてびっくり。
やっぱり事前の下調べは大切ね!
また今回はライコランドさんで安く取り付けてもらいましたが、前車CB400SFで立ちごけした際に急きょ取り付けをお願いした別店舗の工賃は確かレバー2本で2千円。
レバー交換工賃は、地域・店舗によって大きな差があるようですね。
アジャスターのカラーを替えたい、レバーの種類を可倒式にしたい、といったカスタムをするかもしれないので、必要な工具は持っておくと安心です。
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