
昨年SSTRに参加する方たちの車列を羨ましそうに眺めつつ「今年こそは!」と準備を進めていましたが、大きなお仕事が入ったため参加は断念することに。
SSTRに参加するためやっておくこと、準備するものをまとめました。
SSTR(Sunrise Sunset Touring Rally)とは
日の出と共に日本列島の東側の海岸をスタートし、設定された「立ち寄り地点」を巡ってポイントを獲得しつつ、その日の日没までに石川県千里浜なぎさドライブウェイのゴールを目指す、これがSSTRの基本ルールです。
参加者は日本海の反対側となる海岸を当日の日の出時刻以降にスタートし、石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」に同日の日の入り時刻までに到着を目指します。
毎年1万台を超えるライダーが参加し、「Chasing the Sun」(太陽を追い駆けろ)というテーマのもとゴール目指し駆け抜けるラリーイベント。

SSTR開催日の約3ヶ月にエントリーの締め切りがあり、かつ土日の参加については定員数が決まっています。
キャンセルの場合返金不可なので、SSTR開催期間中に確実にお休みを確保するように事前にお仕事関係に根回しをしておきましょう。
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TOP | SSTR
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事前準備|やることリスト
宿泊先の確保
SSTRの参加を決めたらすぐに動いておくべきなのが、宿泊先を確保しておくこと。
ほとんどの方が宿泊込みで参加されるため、なぎさドライブウェイ付近の宿は争奪戦になるようです。
当日余裕を持ってSSTR走破の余韻に浸りたいなら、事前にホテルやライダーハウス、快活CLUBなど予約しておくことをおすすめします。
バイクメンテナンス
オイル交換や空気圧チェックなど、バイクの状態に合わせて車両のメンテナンスをしておくことが大切です。
チェーンの緩み、タイヤの摩耗なども確認しておきましょう。
自己チェックに不安があるなら、ショップやバイク店でオイル交換がてら車両状態の確認をしてもらうことをおすすめします。

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シートバッグ・リアボックス取り付け
普段はシートバッグやサイドバッグ、リアボックスを取り付けていない方は、必要な準備をしておきましょう。
SSTRでは広範囲を移動するので雨に振られることもあるため、シートバッグの雨対策も考えておいたほうが無難です。
物が出しにくくはなりますが、シートバッグのインナーとして防水バッグを利用すれば濡れる心配もありません。
持ち物|必須

- 免許証
- ETCカード
- SSTRアイテム一式|ルールブック・スタンプシート・リストバンド
- SSTRゼッケンステッカー(貼り付け)
- 現金
- 保険証・常備薬
- 自分の連絡先が書かれたもの(エマージェンシーカードなど)
- 保険会社やレッカーなどの連絡先
- 宿泊セット
クレジットカードとスマホ(電子決済)があればどうにかなると思いがちですが、走行ルートによっては現金を準備しておいたほうが無難です。

またソロで参加される場合は、何が起こっても対処できるように連絡先が書かれたエマージェンシーカードを準備し、保険会社・レッカーなどの連絡先も持参しておきましょう。
メモ帳などに記載してジップロックなどに入れておけば、雨天時の走行でも安心です。
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レインウェア・スマホ・インカムの雨対策(防寒具)
ロンツーに行くなら防寒具にもなるレインウェアを持参しておくと安心です。
早朝・夜間、高速道路の走行時は思った以上に冷え込み体力を奪われるため、一式持参しておくことをおすすめします。
忘れがちですが、スマホやインカムなども長時間雨に打たれると故障する原因になるため、雨対策グッズを持参しておきましょう。
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ルートマップ
GoogleMapやツーリングサポーターなどで事前にルートを作成し、到着までの所要時間を把握しておくことは大切です。

ツーリングサポーターはバイクナビに特化しているので、到着時間などもGoogleMapよりも正確なことが多いです。
またポイントとなる箇所ごとの所要時間をメモしておくと、渋滞に巻き込まれた際なども焦らずゴールを目指すことができます。
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サイドスタンドプレート
砂浜の上にバイクを停めるなら絶対必須なサイドスタンドプレート。
せっかくゴールしたのに、千里浜なぎさドライブウェイでタチゴケしたら気分が一気に落ち込みそうです。
それこそかまぼこ板でもいいので、沈み込み防止のプレートを準備して行ってください。
パープルセーバー
バイクでも三角表示板やパープルセーバーを設置せずに高速道路上で停車した場合、取り締まりの対象となり罰金を支払うことになります。
高速道路を走行する予定があるなら、バイク用のパープルセーバーをシート下などに忍ばしておきましょう。
紹介するエーモンのパープルセーバーをふたつとも持っていますが、磁石でくっつく縦長タイプの方が目立つのでおすすめです。
持ち物|あると便利
パンク修理キット
長距離ツーリングに行くならパンク修理キットを持参しましょう。
山間部にはガソリンスタンドも少なく、JAFなど呼ぶにしても時間がかかってしまいます。
自分で修理できるキット一式と、可能であればエアポンプも持参しておくと安心です。
工具
車載工具だけでは不安がある場合は、ミニ工具セットと結束バンド、ビニールテープを持参しておきましょう。
シールド汚れ取り
田んぼに水が張る時期になると虫が大量発生するので、山間部を走るだけでシールドにビッシリ虫がついてしまうことがあります。
デイトナのシールド汚れ取りシートは曇り止め効果もあるので、これ一枚で両面使えて便利です。
日焼け止め
長時間走る日は、曇りの日でも日焼け止めを数時間ごとに塗り直しましょう。
日焼け止めを塗っていないと、ヘルメットで隠れない顔や首の一部だけ赤くなるといった、ちょっと恥ずかしいことになりかねません。
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モバイルバッテリー
長距離ツーリングではスマホの電力消費が早いので、モバイルバッテリーを持参しておくと安心です。
アクションカムを持っていかれる場合は、容量の大きなものがおすすめ。

水分・塩分補給
この季節は曇っていてもじんわり汗をかき、体力を奪われます。
到着時間に追われて水分補給を後回しにしがちですが、ドリンクホルダーを付けていつでも飲める状態にしておけばさっと水分補給できておすすめです。

個人的に強くおすすめしたいのがノーベルの梅干の種飴で、暑さで溶けたりしないので我が家ツーリング定番品。
SSTR帰ってから
SSTRに参加された方は、帰宅後すぐに洗車される方が多いようです。
砂浜を走ってバイクの隙間に砂が入り込み、水なし洗車ではキレイにならないの洗車場に直行されるそう。
帰ってからすぐに洗車できるように、一式準備しておくとバタバタせずにすみそうです。
