立ちごけすると高確率で強制的に体験させられてしまう、ブレーキレバー・クラッチレバーが折れ曲がるなどの破損。
実はすでにレバー折れ経験済みです・・
レバーの先が折れた、少し曲がった程度であれば、そのまま自走することができますが、根本から折れ曲がったら最悪運転ができない状態に。
ツーリング先でレバー破損を経験し、予備レバーもしくはレバーの代替品は持ち歩くべきと痛感しました。
この記事では簡単にできる簡易レバーの応急処置方法について紹介しています。
ブレーキ・クラッチレバーが折れたときの応急処置
ツーリング途中でハンドルレバーが折れ、何の工具も持っておらず自走できない状態におちいった場合はロードサービスを呼ぶしかありません。
ですが山中で電波が届かない状態だったら、それさえもできないというケースも。
ツーリングに行く際は、最低限のトラブル応急処置グッズをシート下に入れておくことをおすすめします。
- 予備のレバー
- 取り付けに必要な最低限の工具
- レバーの代用品となる工具
この記事では、3つのレバー折れ対応について紹介しています。
レバー交換以外の対処方法は、あくまでも不測の事態に対しての簡易的な応急処置・修理方法です。
応急処置は自己責任で対応してください!
バイスプライヤーでレバー折れの応急処置
バイスプライヤーは、物を掴んだ状態のまま強力にロックすることができる便利な工具。
ロッキングプライヤー、バイスグリップなど様々な呼び名があります。
このバイスプライヤーを折れたレバーの端に噛ませ、ロックでしっかり固定するだけで簡易レバーの完成です。
ロック後に調節ネジに5mmの六角棒レンチを差し込み、より強力に増し締めすることができます。
サイズは持ち運びのしやすい3.Peaks トラスねじバイス DS-130Tがおすすめ。
車載工具を使ったレバー折れの応急修理
バイクを購入した際に付属している車載工具のレンチを使って仮のレバーを作成します。
と言っても、レバーの根本にレンチを添わせて固定するだけの簡易的な方法なので、早々にバイクショップを探す必要があります。
この方法は、あくまでもバイクショップにたどり着くまでの短時間用!
レバーの根本にレンチを添わせるために必要なものは、ビニールテープやナイロン結束バンドなど強力に固定できるもの。
レバーとレンチをテープ・バンドでグルグルに巻くだけなので簡単です。
車載工具のレンチが2本ある場合は、レバーをレンチで挟み込むようにして固定すると安定感が増します。
ビニールテープ・結束バンド(タイラップ)は、カウル・ランプの破損の仮止めにも使えるので、シート下に忍ばせておくことをおすすめします。
また実際にはどれだけレバーの根本部分が残っているか、しっかり固定できる状態かどうか見極める必要があります。
取り付けに不安があるなら、ロードサービスを呼びましょう。
予備レバーを持っているならその場でレバー交換!
予備レバーがあればその場でレバー交換しましょう。
レバー交換に必要な工具は車種によって異なりますが、多くはソケットレンチとマイナスドライバーがあれば交換できます。
愛車に適した工具と予備レバーをシート下に忍ばせておけば、ツーリング先でレバー交換する際も安心です。
パーツクリーナーやグリスまで持ち歩くのは難しいもの。自宅やバイクショップに到着してから、環境を整えた上で再度レバー取り付け直しをおすすめします。
ちなみにCB400SFのレバー交換方法については、下記の記事で紹介しています。
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クラッチが遠くて手が痛いならレバー交換!|U-KANAYA ビレットレバーで疲れ知らず
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立ちごけでレバーが折れても自走できる準備!|まとめ
実はU-KANAYAのレバーに交換した直後に、クラッチレバーを破損してしまいました。
レバーは折れてはいませんでしたが、曲がってはならぬ方向に曲がってしまい、ギアチェンジができない状態に。
実はこのときメンテグッズを搭載してませんでした・・
自宅から15分程度の距離だったので、パートナーに一度帰宅してもらいレバー交換するためのグッズを持ってきてもらいましたが、これがロングツーリング先だったらどうなっていたことやら・・。
その日のうちに予備レバー・工具をシート下に忍ばせています。
他の用途にも使用できるので、最低でもビニールテープやナイロン結束バンドは入れておくことを強くおすすめします!
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