バイクに乗るとき荷物をどうするか、それが悩みのタネでした・・。
バックパックは肩こりが悪化しそうだし、タンクバッグは給油やコンビニに立ち寄る際に手間がかかる。
かと言って、シートバッグほど大きなものは必要ない。
日帰りツーリングで気軽に使える身につけるタイプがいい!という事で、購入候補をヒップバッグ、ウエストバッグ、レッグバッグに絞りました。
バイク用品は男性用に作られているものが多いので、関西のバイクショップを10店舗以上まわって実際に手にとって見てきました。
この記事では、バイク用バッグの選び方と各バッグのおすすめを紹介しています。
\最終的にこれがマイベスト!/
日帰りツーリング|バイク用バッグの選び方
身体に身につけることができるバイク用バッグという事で、おのずと候補はヒップバッグ、ウエストバッグ、レッグバッグに絞られます。
選び方のポイントは、装着ポジションと容量・防水機能の有無の3つ。
装着ポジション
どのタイプのバッグを選ぶかで、おのずと装着ポジションが決まります。
ヒップバッグ | お腹側や横ではフィット感やバランスが悪くなるため、背中側がベストポジション |
ウエストバッグ | 大きさや形によって、どこでも装着できる |
レッグバッグ | 太ももに装着 |
装着ポジションもバッグ選びの大切なポイントですが、装着した状態で簡単に取り外しができるか、物の出し入れが容易かも重要になってきます。
ライダーあるあるですが、風を受けて走るので身体が冷えてしまい、急に「トイレ行きたい!」となることも。
そうなると重要になるのが、バッグが簡単に取り外せるかどうか。
また田舎に行くほどETCが使えない有料道路があるので、さっとお財布が取り出せることが意外と重要になってくるケースもあります。
容量はどの程度必要か
まずは普段持ち歩きたい物をピックアップし、どれくらいの量になるか確認しましょう。
デジイチ・ミラーレスを持っていきたい | ヒップバッグ |
ツーリング先のお土産を持ち帰りたい | ヒップバッグ |
長財布、モバイルバッテリーなどの小物、500ml飲み物を入れたい | ヒップバッグ ウエストバッグ |
財布、スマホだけ持ち歩きたい | ウエストバッグ レッグバッグ |
ツーリング先でお土産を購入することが多いなら、容量の大きなヒップバッグが無難ですが、走るだけなら大きなものは邪魔になります。
歩いて観光するときに邪魔にならないことも大切だね!
防水機能
完全防水タイプのバッグは少ないため、通り雨程度ではバッグが浸水しない物を選びたいところ。
レインカバーが付属しているかで選ぶのもありですが、レインコートの中にバッグを入れてしまえるなら不要です。
容量 10L|おすすめヒップバッグ 3選
デジイチやミラーレスのカメラを持ってツーリングに行くなら、10L前後の大容量ヒップバッグがおすすめ。
持ち物が多い女性におすすめしたいところですが、容量 10Lタイプのヒップバッグともなると思った以上にサイズが大きくなります。
大きなサイズのヒップバッグが欲しいなら店舗で試着してみよう!
RSタイチ|ヒップバッグL RSB268
メイン気室は大きく口が開くので物の出し入れがしやすく、カメラもすっぽり収まるサイズ。
ポケットが多いのが特徴で、左右にあるサイドポケットには500mlペットボトルを入れることが可能です。
生地はそこまで厚くなく、背面はメッシュ素材になっているので背中の蒸れは気になりません。
サイズ | H220 × W390 × D110mm |
容量 | 10L |
重量 | 約0.73kg |
カラー | ブラック、ブラック/レッド、カモフラージュ、ホワイト |
素材 | ポリエステル600D・ポリエステル1680D |
付属品 | レインカバー、ショルダーベルト |
マチはそこまで広くありませんが、面としてサイズが大きいので女性が装着した状態で後ろから見ると結構目立ちます。
防水機能はなく止水ファスナーでもないので、急な雨には注意が必要です。
やっぱりこのサイズは男性にこそおすすめしたいね!
タナックス|モトフィズ MFK-204/MFK-205
収納力抜群でタブレット端末が収納できる専用ポケット、ツーリングマップル・ツーリングマップルRが収納できるワイドポケットがウリのひとつ。
最大収納重量は4kgなので、重さのある物を入れることができます。
移動できる左右回転バックルなので、脱着がしやすくタンクに傷がつくことも防げます。
サイズ | H250 × W420 × D110mm |
容量 | 10L |
重量 | 約0.87kg |
カラー | ブラック、ライトブラウン |
素材 | 1680Dナイロン |
付属品 | ショルダーベルト |
付属品にレインカバーはなく、防水機能もないので対策が必要です。
一泊できるぐらい荷物がたくさん入るヒップバッグが欲しい方にはおすすめ。
この商品はRSタイチよりもさらにサイズが大きくて無骨なデザイン!
ゴールドウイン|ヒップバッグ22
ゴールドウイン ヒップバッグ22の大きな特徴は、底部の容量可変ファスナーを開けるだけで14Lから最大22Lまで容量を変えることができること。
レインウェアや一泊分の着替えなど、たっぷり収納できます。
サイズ | H260 × W380 × D150〜230mm |
容量 | 14L〜22L |
重量 | 約0.71kg |
カラー | ブラック、タン、オリーブドラブ |
素材 | 600ポリエステルプリント/330DROBIC/840Dナイロン(ナイロン100%) |
付属品 | レインカバー、ショルダーベルト |
3本一体のショルダーベルトが付属しているので、荷物を満載した際は重量を分散するためにバックパックのように肩で背負い、腰で固定することができます。
ショルダーベルトの使い方は、こちらの動画でチェックして!
容量 5L|おすすめウエスト・ヒップバッグ 3選
ミラーレスやデジカメなど小さめのカメラを入れることができ、荷物の少ない日帰りツーリングで活躍するのが5Lタイプのウエストバッグ。
このサイズのウエストバッグなら、どんなバイクでも走る際に邪魔になりません。
ヒップバッグなら背中側だけど、ウエストバッグは前でも横でも使えそう。
クシタニ |ヒップバッグ K-3586
グローブをはめた状態でも開け示しやすいファスナーの引き手、ドリンクホルダーやグローブホルダー付きで機能性が高い製品です。
容量は5.2Lですが、全面のフラップ部分に出先で購入したお土産や防風ジャケットなどを挟んで収納することも可能。
丈夫なコーデュラナイロン製なので汚れに強く、品質が高いので長く愛用することができます。
サイズ | H215 × W270 × D90mm |
容量 | 5.2L |
重量 | 約0.67kg |
カラー | ブラック |
素材 | 1680dコーデュラ®ナイロン(PVCコーティング)、ナイロン(PVCコーティング)、ポリエステルメッシュ、人工皮革 |
付属品 | レインカバー、ショルダーストラップ |
止水ファスナーが使われていますが非防水なので、雨が降った際は付属のレインカバーを使用します。
バックルは左右の可動性があるため、身体の動きに追従してくれるので運転中はもちろん歩いているときでも邪魔になりにくいのも特徴。
最終的にこちらのクシタニ ヒップバッグ K-3586を購入しました!
-
日帰りツーリングに最適|クシタニ K-3586 ヒップバッグがおすすめ!
続きを見る
RSタイチ|ウエストバッグL RSB267
長財布、500mlペットボトル、煙草入れや化粧ポーチなら十分に入る容量があり、ポケット数が多いので仕分けに便利。
SS乗りのライダーや女性に人気が高く、容量5Lは日帰りツーリングにピッタリです。
サイズ | H150 × W300 × D90mm |
容量 | 5L |
重量 | 約0.39kg |
カラー | ブラック、ブラック/レッド、カモフラージュ、ホワイト |
素材 | ポリエステル600D・ポリエステル1680D |
付属品 | なし |
レインカバーは付属していないため、雨が降ったらレインコートの中に入れる必要があります。
軽量で腰へのフィット感は抜群で、最後まで購入を悩んだ商品でした。
ヘンリービギンズ|ウエストバッグ DH-735
長財布も余裕で入り、デジカメやモバイルバッテリー、500mlペットボトルなども一緒に入れることができます。
引き裂き強度に優れたリップストップ生地が使われているので、少々雑に扱っても耐摩擦性が高いので安心。
サイズ | H150 × W300 × D140mm |
容量 | 5L |
重量 | 約0.42kg |
カラー | ブラック |
素材 | リップストップ生地 |
付属品 | なし |
デザインがシンプルなので街歩きで悪目立ちしないところも嬉しいポイント。
バイク用ウエストバッグの中でも比較的安価で購入できます!
容量 3L以下|おすすめレッグバッグ 3選
腰痛がひどくてヒップバッグやウエストバッグは厳しい・・、そんな人には太ももに装着するタイプのレッグバッグがおすすめです。
今回はレザー素材は除外してご紹介します。
クシタニ|レッグバッグ K-3588
クシタニのレッグバッグは人気が高く機能性に優れています。
太もも装着ベルトは上下に位置調整が可能で、ヒップバッグ同様に可動性のあるバックルが使われているので脱着が楽にできます。
サイズ | H250 × W180 × D55mm |
容量 | 2.4L |
カラー | ブラック |
素材 | 1680dコーデュラ®ナイロン(PVC コーティング)、ナイロン(PVC コーティング)、ポリエステルメッシュ、人工皮革 |
非防水仕様ですがレインカバー付属なので安心。
ネットショップで売り切れている場合は、クシタニで購入しよう。
タナックス|モトフィズ ホルスターバッグ MFK-206/MFK-207
タナックスが得意とする容量可変タイプのレッグバッグで、2.8Lから最大4.6Lに対応していますが、最大収納重量は1kgなので詰め込み過ぎには注意。
作りがしっかりしているため安っぽさはなく、左右どちらの足にでもつけることができます。
サイズ | H300 × W300 × D80〜130mm |
容量 | 2.8〜4.6L |
カラー | ブラック、ライトブラウン |
素材 | 1680Dナイロン |
非防水仕様でレインカバーもないため、雨の日は何かしらの対策が必要です。
容量広げたらお財布とデジカメならバッチリ入るよ!
コミネ|ウォータープルーフレッグバッグ SA-211
コミネのレッグバッグは容量は2.2Lと小ぶりですが、防水仕様でamazonでは高い評価を受けています。
長財布を入れると余裕がなくなるため、他に物を入れたいならツーリング用の小さなお財布に入れ替えて使いたい。
サイズ | H130 × W250 × D70mm |
容量 | 2.2L |
カラー | ブラック、リフレクティブブラック |
素材 | 600Dポリエステル、カーボン調合成皮革、PVC |
お値段は3千円未満と安価なので、取り付けベルトが若干チープなのは致し方ないところ。
レッグバッグ自体が軽量なので女性でも使いやすい!
容量タイプ別おすすめバイク用バッグ|まとめ
数ヶ月バイク用品店をまわって試着して選んだのが、KUSHITANI K-3586 ヒップバッグ。
長財布・モバイルバッテリー・デジカメ・小物ポーチを入れても、まだまだ余裕があります。
もうコレがないとツーリングに出かけられない!と思うほどお気に入り。
どの店舗でも持ち物を実際に入れて容量チェックさせてもらうことができました。
不安ならバイクショップに出向いて、店員さんに声掛けしてみることをおすすめします。
レッグバッグも欲しいけれど、重い物を片足側に入れることになるので、運転に慣れてから検討したいと考えています。
ヒップバッグ|10L
ウエスト・ヒップバッグ|5L
レッグバッグ|3L以下
重量やサイズが公式サイトに掲載されていない場合、amazon・楽天などのサイトから情報確認しています。
-
ハリケーン セットバックスペーサー|前傾姿勢による手の痛み・足つき改善に効果的!
続きを見る
-
手のしびれにはGRANDTOUR アクセレーターロックシステムが効果的!|スロットルアシスト
続きを見る
-
クラッチが遠くて手が痛いならレバー交換!|U-KANAYA ビレットレバーで疲れ知らず
続きを見る