エキパイ磨き、焼け・傷・錆落とし｜ワコーズ メタルコンパウンドとラップで簡単！

 

最近バイクのエキパイ磨きをサボっていたので、画像の通り通常の拭き取りケアだけでは焼け汚れが取れない状態に･･。

じっくり時間をかけてエキパイ磨きをしたいところですが、マンションの共有スペースをお借りするため長時間のメンテナンスはできません。

 

この記事では、時間をかけずに短時間で効率よくエキパイ磨きをする方法をいくつかのポイントにまとめました。

 

エキパイ磨き｜おすすめ金属磨き剤

エキパイ磨きの必需品といえば金属磨き剤ですが、今回はバイク乗りがよく使っている3つの製品をご紹介します。

 

ワコーズ メタルコンパウンド

 

ワコーズ メタルコンパウンドは半ねりタイプの研磨剤入り金属磨き剤で、金属表面の錆やキズをピカピカに磨くことができます。

内容量は120gですが、伸びが良いので使用量は少なくすむので経済的。

研磨剤の粒子は粗くはありませんが、新品の金属面や鏡面仕上げ表面、カウルなどの塗装面に使用すると傷がつきくすんでしまうので注意が必要です。

 

ホワイトダイヤモンド メタルポリッシュ

ホワイトダイヤモンド メタルポリッシュは、クローム・アルミニウム・ステンレス・真鍮などの金属表面を新品のような輝きを取り戻すことができるケミカル剤です。

洗浄剤、研磨・艶出し剤、保護剤の溶液がすべてひとつになっています。

研磨性能はワコーズ メタルコンパウンドには劣りますが、ホワイトダイヤモンドは超微粒子なので鏡面仕上げに最適。

 

 

ピカール液

ピカール液は、金属の汚れを取りキレイに磨きあげることができる、大容量で安価な乳化性液状の金属用洗剤です。

実際に使ってみた印象ですが、メタルコンパウンドに比べ研磨力は劣るため、同じような傷・錆を落とすにもピカール液の方が時間がかかります。

傷が目立たないエキパイなら、ピカール液だけでも十分綺麗に磨けます。

 

 

エキパイ磨き｜金属磨き剤の比較

同じ条件で比較したわけではないため、あくまでも個人的所感ですが、10段階で使用レビューしてみました。

 

種類	ワコーズ メタルコンパウンド	ホワイトダイヤモンド メタルポリッシュ	ピカール液
画像
磨き	10	6	8
輝き	8	10	7
特徴	・磨き能力が高い ・価格が高い	・鏡面仕上げに最適 ・汚れは取れにくい	・大容量かつ安い ・時間がかかる

 

それぞれに特徴がありますが、今回の使用条件は【短時間メンテナンス】なので、研磨力＆輝きともにバランスがよいワコーズ メタルコンパウンドを使いました。

 

 

メタルコンパウンドでしっかり焼け・傷汚れを取ったあと、ホワイトダイヤモンドでピカピカに磨くと美しく仕上がります。

 

短時間で簡単！ラップでエキパイ磨き

共用部をお借りしてのメンテナンスなので、バイク車体磨き30分・エキパイ磨き30分、合計1時間以内に終わらせるのが目標。

効率よく短時間でエキパイ磨きするために、今回はラップを使って磨きます。

 

• 汚れを洗い流す

  土や砂などの汚れが付着したままだと傷が付きやすいため、事前に汚れを洗い流し、布やウエスで水を拭き取っておく。

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• コンパウンドで磨く

  布やウエスの代わりに、ラップを使ってエキパイを磨く。

  磨く際に摩擦でラップがボロボロになってしまうので、ラップを2〜3度折りたたんで使うのがおすすめ。

  磨き終わったら、エキパイに残った溶剤を布やウエスでしっかり拭き取って磨きは完了。

  

  ラップの代わりにビニール紐や手袋も使ってみた結果･･

  ・ビニール手袋
  使い捨てゴム手袋の上にビニール手袋をして磨いてみたが、すぐに破れてしまう。

  ・ビニール紐
  手が入らない隙間を磨くには便利だが、溶剤が車体や地面にまで飛び散りやすい。

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• 耐熱ワックスで保護

  最後に光沢が出る、汚れが落ちやすくなるなどの効果がある、タナックス 耐熱ワックスをエキパイに吹きかけて完成！

 

※画像に映り込みがあったため一部モザイク加工済

石飛びによる傷サビ、走行中にゴミ袋？が飛んできて焼け付いた痕が残りましたが、時間制限30分でもここまで綺麗になりました。

傷とサビは爪が引っかかる程度の深さがるので、次回は耐水の紙やすりを使って重点的に落としていく予定です。

 

 

ラップを使ったエキパイ磨きで時間短縮！｜まとめ

今回はじめてラップを使ってみましたが、布やウエスとは違い磨き剤が染み込まないため、何度も溶剤をつけ直す手間なく簡単にエキパイ磨きができました。

 

 

事前に折りたたんだラップを何セットか作っておくと、作業がはかどるのでおすすめ。

エキパイの隙間磨き用に、引っ越しなどで使うビニール紐を使ってみましたが、紐の両端を持って磨くと溶剤が飛び散りやすく周辺を汚すため断念。

使い方次第だとは思いますが、ラップを2〜3cm幅の長い紐状にした方が飛び散りはほとんどなく、隙間の磨きや手が届きにくいエキパイの裏側の磨きにも使えて便利でした。

 

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