今年の冬は寒すぎやしませんか!?
冬だってツーリングに行くんだ!と、寒さ対策グッズを揃えて準備万端なはずでしたが、去年と比べて今年の寒さは一味違う・・。
早朝から出かけて高速道路なんて乗った日には、寒さで指先が痛くてたまりません。
冬は凍結が怖いので山を避けて海側を走りがちですが、走行風+海風で体感温度がさらに低くなり、あまりの手の痛さに電熱グローブに手を出してしまいました。
今回購入したのは、装着感が最高に良いヒートマスターのレザー電熱グローブ!
この記事では使用してみて感じたメリット・デメリット、比較した電熱グローブなど紹介しています。
HeatMaster ヒートマスター|12V Heat Leather Gloves TYPE-1
ヒートマスター(Heat Master)の電熱グローブは全4種類。
- 12Vヒートレザーグローブ Type-1|ガントレットタイプのレザーグローブ
- 12Vヒートレザーグローブ Type-2|手首までのレザーグローブ
- 12Vヒートカーボン調スポーツグローブ|ガントレット&プロテクター付きのグローブ
- 12Vヒートインナーグローブ|グローブのインナー用電熱タイプ
電熱箇所はどのタイプも同じで、手の甲と指側を暖めてくれます。
人気が高いのは手の甲から手首をすっぽり覆ってくれるガントレットタイプの12Vヒートレザーグローブ type-1で、どのバイクショップでも品薄気味。
インナーグローブタイプ以外を試着してみましたが、どれも柔らかなレザーが使われているので、手のなじみがよく違和感がありません。
これなら操作性が低下する心配はなさそう!
スマホの操作もできるので、いちいちグローブを脱ぐ必要がないのも嬉しいポイント。
サイズは7展開あり、女性に嬉しいレディースサイズもあります。
ロングタイプのType-1とショートタイプのType-2は、同型が使われているのかサイズ感の違いは感じませんでしたが、プロテクター付きは同じサイズでも少しキツく感じました。
ただWomenサイズは指が短くて、指先まで手が入りませんでした・・
私自身の手のおおよそのサイズは”A 手囲い 18.5/B 手長 17”ですが、指の長さまで考慮するとSサイズがよさそう。
※画像出典:ヒートマスター公式サイト
ヒートマスターの電熱アイテム同士を連結させて着用できるので、ケーブル類がスッキリするところも魅力のひとつ。
電熱ジャケットと電熱グローブを連携させて使用していますが、グローブを使用しないときは、邪魔になるケーブルは専用のポケットに収めることができます。
※画像出典:ヒートマスター公式サイト
連結できても電熱ジャケットのワイヤレスリモコンは非対応なので、電熱グローブはボタンを押して温度設定する必要があります。
温度設定はHI・MID・LOWの3段階で、電源を入れたら自動でHIの状態になりますが、5分後に自動でMIDに下がります。
HIは熱すぎると感じるほど暖かいので、普段は使用していません。
過電流から電熱グローブ・ジャケットのダメージを防いでくれるヒューズ付き。
ヒートマスター公式サイトの「各アイテムの消費電流、使用ヒューズの選択方法」に、適切なヒューズの選択方法が掲載されているので、アイテム同士を繋ぐ方は必ず確認しましょう。
電源 | オートバイ車載12Vバッテリー |
サイズ | 7展開 Women(XS)、S、M、L、XL、2XL、3XL |
素材 | 【表地】やぎ革 【裏地】ポリエステル 100% 【中綿】ポリプロピレン 65%、ポリエステル 35% |
ヒートパネル | 2ヶ所(手の甲/指の周囲) |
温度調整 | 3段階 赤ランプ:HI 橙ランプ:MID 緑ランプ:LOW |
消費電流 | 約1.6AMP |
重量 | 約300g(Sサイズ/本体のみ) |
リモコンスイッチ | ワイヤレスリモコン非対応 |
付属品 | グローブ/バッテリーハーネス/Yコード/ヒューズセット(3A) |
RSタイチ・コミネ|電熱グローブ比較
バイク用品店で試着できる電熱グローブと言えば、ヒートマスター以外だとRSタイチ、コミネあたりのメーカーが有名です。
ヒートマスターに比べ比較的安価に購入できるイメージがありますが、接続ケーブル類は別途購入することになるので、接続方式を選んだ上で価格を比較する必要があります。
RSタイチ|e-HEAT 電熱グローブ
RSタイチ e-HEATの電熱グローブは全5種類あり、自分好みの着用感で選ぶことができます。
今回試着したなかで一番気に入ったのは、エントリーモデルのRSタイチ e-HEAT グローブ RST640。
どのバイク用品店でも必ずと言っていいほど置いてあり、サイズも種類も豊富で入手しやすいところがポイント。
車体電源と専用モバイルバッテリータイプから接続方式を選べますが、モバイルバッテリーは3段階温度調整の中で約4.5時間しか持たないため、安心感で選ぶなら車両ケーブルがおすすめ。
どのモデルを選ぶかによって違いますが、e-HEATブローブ本体+接続ケーブルの価格は、高いと言われるヒートマスターと比べてもほとんど差がなくなるケースもあります。
ヒートマスターと比べると全体的に素材が硬くて私は合わなかった・・
コミネ|電熱グローブ
コミネの電熱グローブは種類豊富ですが、今買うなら他のメーカーにはない特徴があるコミネ デュアルヒートプロテクトエレクトリックグローブ!
こちらの製品の特徴は、指先だけ・掌だけ・指先と掌といった発熱エリアの切り替えができること。
指先だけ、掌だけ、指先+掌の合計3通りの発熱エリアを選択でき、温度調整は3段階の切り替えが可能です。
単体では使用できないため、別売りの電熱グローブセット EK-207もしくはシガーパワーケーブルキット EK-208が必要。
モバイルバッテリーは大きくかさばり、温度調整の中で3時間程度しか持たないという口コミがあるため、1日ツーリングに出かけるなら替えバッテリーがほしいところ。
そうなると車体電源のシガータイプのほうが安心感があります。
試してみたかったコミネ新製品ですが、どの店舗でも置いてませんでした・・
電熱グローブは5℃以下のツーリングでは必需品!|まとめ
暑さより寒さのほうが我慢できるタイプの人間ですが、5℃以下かつ風が強い日のツーリングは指先が痛くてくじけそうに。
電熱ジャケットがあまりにも良かったので、結局電熱グローブも買ってしまいました。
お値段は高いけど快適にツーリングできるから最高!
グリップヒーターだけだと辛い寒さだとツーリングに出るのがおっくうになりますが、電熱アイテムがあるだけで出かける威力が出てきます。
一度使うと手放せないと言われている意味が、使ってみてよ〜く分かりました。
グローブにはこだわる私ですが、ヒートマスターの電熱グローブはフィット感も操作感も最高で不安を感じることがありません。
ショートタイプのType-2も良かったけれど、寒さ対策用で考えるとガントレットタイプがおすすめです。
電熱アイテム同士の接続が簡単なのもいいよね!
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