バイクの台風対策は、バイクカバーを外してサイドスタンド側にテンションをかける。
ネットで検索すると出てくる対策方法ですが、自由がきかないマンション駐輪場での対策に悩まされました。
どうしたらマンション駐輪場でもバイクを守れるかな・・
- 屋外駐輪場だから飛来物の危険が大きい
- 自転車が倒れ込んでくる可能性がある
- バイクの両側には壁がない
駐輪場の契約で個別に置き場が割り振られているので、自由に移動させることもできません。
直下型の大型台風を経験しましたが、事前に台風対策を試行錯誤した結果、バイクは無傷ですみました。
この記事では、そんな経験から学んだ我が家の台風対策を紹介しています。
バイクを守るための台風対策
まずはバイクを守るために台風と戦い編み出された先人の知恵を拝借ということで、ネットやYouTubeで検索し、バイクの台風対策方法をまとめてみました。
バイクを守るための台風対策
- サイドスタンドをかける(センタースタンドはNG)
- 水濡れに弱い個所を塞ぐ(タンクキャップ、キャブ周り、メーター、マフラー排気口)
- バイクカバーは取る
- サイドスタンド側の反対側にも転倒防止の突っ張り棒を準備
- フロントブレーキをロックする
- 壁・塀側にサイドスタンド側を向けてくくりつける(テンションをかける)
ひとことでバイクの台風対策と言っても、バイクの車種や駐輪場の環境によって、やるべき台風対策は違います。
次に当方が行ったマンション駐輪場の環境下でできるバイク台風対策を紹介します。
マンション駐輪場におけるバイク台風対策
先人の知恵「バイクを守るための台風対策」を参考にしつつ、環境に合わせたバイクの台風対策を検討していくことが大切です。
我が家のバイク設置環境はこちら
- 駐輪スペースは個別で割り振られており移動不可
- 自転車駐輪場と隣り合っている
- タイヤの地球ロックは可能だが両側に壁はない
屋根はあるけど飛来物がぶつかる可能性は高い環境・・
これらを踏まえて台風対策を練った結果、以下の対策で難を逃れることができました。
No | バイク台風対策 | 対応有無 |
1 | サイドスタンドをかける | ○ |
2 | 水濡れに弱い個所を塞ぐ | × |
3 | バイクカバーは取る | × |
4 | サイドスタンド側の反対側に突っ張り棒 | ○ |
5 | フロントブレーキをロック | ○ |
6 | 壁・塀側にサイドスタンド側を向けてくくりつける | × |
では対策グッズと合わせて、なぜ対応したのか・しなかったのかを説明していきます。
バイクカバーは付けたままゴム紐で縛る
バイクカバーは取るべきだと言われる理由は、バイクカバーが風に煽られ受けることで、強い力が車体にかかり倒れやすくなるため。
下からの強風でバイクカバーが煽られると、バイクに強い負荷がかかり簡単に転倒します。
それが分かっていても、自己責任で飛来物からバイクを守るためにバイクカバーは外しませんでした。
理由は自転車駐輪スペースと隣り合っているから。
愛車は運良く無事でしたが、他のバイクには自転車が何台かぶつかってしまい、バイクは修理が必要な状態になったそう・・。
台風などの自然災害で自転車が飛ばされバイクにぶつかったとしても、通常修理費用は自己負担になります
バイクの守りたい個所にタオルを巻き、その上からバイクカバーをかけ、自転車用のゴム紐などでグルグル巻にします。
下からの風で煽られ点灯させないためにも、バイクの前輪から後輪にかけて、風が入らないように上下隙間なくゴム紐を巻くことで、転倒・傷からも守ることができました。
バイク用リフトアップスタンド
メンテナンス用に購入したリフトスタンドを突っ張り棒に使用。
バイクの側面に壁がなく、紐で縛ってテンションをかけることができない方ならこれは必須。
我が家には二台のバイクがあり、二種類のリフトアップスタンドを所持していますが、どちらも使いやすくておすすめです。
車を持っている方なら車載のジャッキや、バイクに合わせてカットした木材で代用できます。
石油タンク|オイルタンクでテンションをかける
石油タンクに水をたっぷり入れ、サイドスタンド側のバイクに結んでテンションをかけて転倒防止に。
サイズが大きなものであれば、自転車がぶつかってくるのを防ぐメリットもあります。
フロントブレーキロック
バイクのメンテナンス用にリフトスタンドと共に購入しましたが、台風対策グッズとしても役立ってくれます。
ゴムで縛ることで代用することもできますが、あまり強いテンションをかけたくないので専用品を購入しました。
環境に合わせてバイクを台風から守ろう|まとめ
自然災害の恐ろしさは、バイクが故障しても自己負担になってしまうこと。
マンション駐輪場だとできることが限られますが、大切なバイクを守るためにもしっかり台風対策を練っておきましょう。
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