この記事を書いている時点ではバイク免許を持っていませんが、パートナーと一緒にタンデムツーリングを楽しんでいます。
美しい景色と気持ちの良い風、その地域でしか味わえない美味しい料理を堪能できるのがツーリングの魅力ですが、切って離せないのがお尻の痛み。
一度痛みを感じるようになると、意識がお尻にいってしまい、せっかくのツーリングが楽しめません。
お尻が痛くなる前に、なにか対策がしたい。
尻痛を改善したくて、ワイルドアスという空気の力でお尻の荷重を分散して軽減してくれるエアシートクッションを購入してみました。
購入して約2ヶ月、2,000kmほど使用してみて感じた効果や感想をまとめてみました。
ツーリングのお尻の痛みはなぜ起こる?
長距離ツーリング、短距離ツーリング関わらず、突然襲ってくるお尻の痛み。
一般的に尻痛の原因は、おおよそ4つに分類されます。
- バイクの振動
- ライディングポジション
- シートの硬さや形状
- 血液の循環が悪くなる血流障害
バイクの振動やライディングポジションが原因である場合は、ハンドル交換やシート加工などのカスタマイズが必要になってしまいます。
簡単に尻痛改善できる方法が知りたいんだけど・・
お尻の痛みの原因のなかでも、比較的簡単に対策できるのが「シートの硬さ」と「血流障害」の改善です。
ただし尻痛を感じてからストレッチで対策しても、痛みがなくなるわけではありません。
一度お尻に痛みを感じたら、どれだけ休憩しても少しづつ痛みが積み重なり、楽になることはないので事前の対策がとても大切です。
だからシートの硬さと血流改善するワイルドアスなんだね!
WILD ASS|ワイルドアス エアシートクッション
ワイルドアスのエアシートクッションは、医療技術を用いて作られており、連結された空気の部屋(エアセル)が衝撃や振動を緩和し、お尻の痛みを軽減してくれます。
エアセルの空気は自分で調整ができるので、ライダーの体型・体重も関係ありません。
ワイルドアスの特徴
- 荷重の分散|尻痛解消
- 血流改善
- 衝撃·振動の緩和
- セル間の通気で蒸れを防止
ワイルドアスの種類
ワイルドアスは3つの素材別、3種類の型で作られています。
素材 | 特徴 |
---|---|
ライト | 基本性能はそのままに、コストパフォーマンスに優れている |
エアゲル | エア+ゲルで、ストップアンドゴーの多い街乗りに最適 |
クラシック | 医療用素材を用いた長距離ライダー向けの最上級モデル |
型の種類は3つあり、購入したバイクに合わせて選べるのもポイント。
一番重量があるエアゲルのスマートでも約650gなので軽量です。
9種類あるので自分に合ったものが選べます!
ワイルドある|商品ラインナップ全9種類
※画像出典:WILD ASS公式サイト
ワイルドアスのセッティング方法
ワイルドアスのセッティングのポイントは、空気を入れすぎないこと!
引用:The Real Wild Ass公式サイト
エアゲルタイプのみ、空気を完全に抜いてゲルだけで乗車が可能です。
ワイルドアス|60日間返品保証
ワイルドアスには、使用後の返品ができる60日間返品保証があります。
(ジャペックスオンラインショップ限定のサービス)
約2ヶ月の間、実際に座って試せるのは嬉しいポイント。
使用後の返品OKなんて、商品に自信があるんだね!
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https://www.japex.net/wildass60/
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ワイルドアス|同梱物と使用レビュー
今回購入したのは、タンデムツーリング用のワイルドアス ピリオンクラシック。
長距離ツーリングを思う存分楽しむため、奮発して最上級モデルのクラシックを購入しました。
ワイルドアス同梱物
箱を開けると、エアクッション本体やカバーなどの同梱物が一式入っています。
- 品名:ワイルドアス ピリオンクラシック
- 素材:ネオプレーン
- 重量:約360g
- サイズ:全長29cm×横幅22cm
- 内容物:エアクッション本体、カバー、シート取り付けベルト2本、リペアパッチ×2
説明書はありますが、目を通す必要がないほどシンプルな作りなので安心です。
黄色のシールは空気漏れが起きた際に使用するパッチ。
横についているバルブから直接、口を付けて空気を入れることができます。
高速道路走行中は空気をもっと入れたい!と言う場合でも、専用器具が不要なのでとても便利。
空気が入った状態で、高さは約5cmあります。
厚みもしっかりあるので、そうそう割けたりすることはなさそうです。
お尻が少し浮く程度に空気を抜いてみましたが、座るとエアセル内の空気が動いて荷重分散してくれます。
カバーにはベルト通しがついているので、2本取り付けておきます。
潰した状態のエアクッションをカバーに入れてみたところ、見た目はボコボコに。
座ると空気が移動するからか、気持ちの悪さはありません。
この状態でシートを開けてベルクロ留めすれば完了です。
ワイルドアスを使って感じたメリット・デメリット
※画像出典:WILD ASS公式サイト
2ヶ月間のツーリング走行距離は約2,000km。
長距離ツーリング、街乗り、高速道、雨の日に使用してみて、良いところと気になるところをまとめました。
ワイルドアス|良かったところ
- 長距離ツーリングが可能になった
- バルブから息を吹き込み空気圧を変えられる|専用器具不要
- 雨にぬれてもOK(カバーは濡れる)
- 取り付けが簡単|シートを外して挟むだけ
ワイルドアスでお尻の痛みが改善された!
何も付けていないときに比べ、2倍近い距離を休憩無しで走れるようになりました。
座り心地はソファに座っているような感じで、使いはじめはお尻が安定せず、ゆらゆらして不安定だなと感じましたが、1日座っていれば慣れます。
高速道は空気圧を多めに入れましたが、目線が高くなるので、未使用時よりは風を多く受けるような気がします。
ワイルドアス|気になったところ
- 見た目がダサくなる
- 耐久年数が不明
- タンデムシート幅とサイズと合わない
取り付け前から分かっていたことだけど、見た目はダサい・・
タンデムシートが広めのバイクは、ピリオンのサイズが小さく感じるかもしれません。
シート幅よりワイルドアスの方が少しでも大きければ、シートの横にお尻があたらないので快適になるような気がします。
ワイルドアス|使用レビュー
尻痛がなくなるわけではありませんが、長距離ツーリングをより楽しめるようになりましたが、やはり気になるのはサイズの不一致。
縦横の向きを変更できたら良かったね・・
下道ツーリングが基本なので、空気圧はお尻がつくかどうかぐらいの少なめに。
そうするとお尻の横がシートについて尻痛になるので、空気圧を少しだけ多めにしています。
自分のバイクを購入したら、次はエアゲルにしようかな!
まとめ|ツーリングのお尻の痛みにはワイルドアス!
ツーリングを楽しむためには尻痛改善!
今までのツーリングは、行きは楽しく帰りは苦行という悲しい日々を送っていましたが、ワイルドアスがあれば改善されます。
お尻の痛みを忘れてツーリングを楽しみたい方には最適です。
奥さんやパートナーとタンデムツーリングをしたくても、お尻が痛いから嫌だと言われている方は試してみては?
購入してくれたら惚れるかも・・?
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