やっちゃいました、愛車のZ900RSで立ちゴケ・・
タイヤ交換してはじめてのツーリングで山道に迷い込み、ミラーのないカーブの先で車が急停止したので止まろうとして、朝露で濡れた落ち葉でズルリと・・。
幸いにして?身体が挟まれたので、バイクの方は破損箇所はレバーとエンジンガードだけ。
帰宅後レバー交換をするため取り外したところ、レバーの先が曲がっていただけで、アタッチメントは無事でした。
今回はU-KANAYAの補修パーツを購入して、安価にレバー交換する方法と必要な工具を記事にまとめました。
転んでもただでは起きないところはさすが・・
U-KANAYA アルミビレットレバー|パーツ購入方法
U-KANAYA アルミビレットレバーのパーツは、レバー・アタッチメント・アジャスターの3つのパーツに別れています。
バイク用品店で取り付けてもらう場合、基本的に左右のレバーセット販売となります。
U-KANAYAレバー|販売店でできないこと
- クラッチ側(ブレーキ側)だけレバー交換したい
- パーツのみ売ってほしい
2りんかん、ナップス・ライコランド・南海部品に確認しましたが、どのバイク用品店も「U-KANAYAのパーツ販売はしていません」とのこと回答でした。
U-KANAYAの補修パーツを購入したいなら、amazon・楽天などのネットショップか、U-KANAYA販売サイト(内商会)で購入するしかありません。
U-KANAYA アルミビレットレバー|補修パーツ組み立て
U-KANAYAの補修パーツを購入したら、内商会(U-KANAYA)の公式サイトにある分解・組み立て説明書を参考に組み上げます。
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https://www.uchishokai.com/pdfs/levermanual.pdf
www.uchishokai.com
U-KANAYA レバー 分解・組み立てに必要なもの
レバー交換に必要な工具(下記参照)などをすべて揃えて、部品を紛失しないように落ち着ける環境で分解していきます。
- U-KANAYA 補修パーツ
- グリス(グリース)
- パーツクリーナー
- 工具
- ウエス
- 使い捨て手袋
今回は購入したU-KANAYA 補修パーツは、曲がってしまったレバーだけですが、組み立てるための部品もちゃんと付属していました。
アジャスターの組み立てに必要な工具(ソケット|画像一番下にある円柱)も入っていますが、適応するラチェットハンドルを持っているかどうか、事前に確認しておくことをおすすめします。
付属のソケットはアジャスター分解・組み立ての際に使用しますが、一般的なラチェットハンドルはサイズが大きく使用できません。
分解する際に気づき下記製品を慌てて購入しましたが、無事に分解・組み立てすることができました。
U-KANAYA レバー分解&組み立て
下記画像はクラッチレバーを分解したものですが、細かなパーツに分かれているので、ひとつづつパーツクリーナーで綺麗にしていきます。
小さなパーツがあるので紛失には要注意!
U-KANAYA パーツ交換手順は、組立説明書通りにすすめていけばいいだけなので簡単です。
ただ小さいパーツを落としてしまうと探すのが大変(体験談より・・)なので、環境を整えてから分解・組み立てすることをおすすめします。
またYouTubeで「u-kanaya 分解 組み立て」で検索すると、”2りんかん”や”ときひろみ”さんの動画が出てくるので、それを見ながら組み立てると失敗がありません。
Z900RS|U-KANAYAレバー取り付け
Z900RSのクラッチレバーは取り外しにコツがいる・・
Z900RSのクラッチスイッチボックスは取り外す行為はメーカーが推奨しておらず、ボルトの頭をなめやすいため、薄口ソケットを使用して取り外すのが正解です。
ただし一般的なサイズのソケットでは、Z900RSのレバーの取り外しができません。
それを可能にしてくれるKINGTONY 超極薄ディープソケット10mm 321510Mは、Z900RSのレバー交換(クラッチ側)に必要不可欠な工具のひとつ。
この超極薄ソケットがあれば、Z900RSのクラッチカバーの取り外しをすることなく、簡単にレバー交換することができます。
下記画像のとおり、クラッチレバーを取り外すにはこの隙間にソケットを入れる必要があり、超極薄ソケットではないと取り外すことができません。
Z900RSのレバー交換については、こちらの記事にまとめていますので、興味のある方は覗いてみてください。
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【Z900RS カスタム】U-Kanaya ビレットレバーに交換|工具さえあれば簡単ドレスアップ!
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KINGTONY 超極薄ディープソケット10mm 321510Mの価格は千円程度。
amazonなどで取り扱いがないため入手方法が限られていますが、ひとつ持っておけばいざというとき安心です。
立ちゴケはバイクも身体も心も傷つく・・|まとめ
停止しようとした際の立ちゴケだったのでスピードは出ておらず、バイクは軽傷ですみました。
ただ転倒した際に身体がガードレールとバイクに挟まれてしまいましたが、その場はアドレナリンが出ていたせいかさほど痛みは感じませんでした。
後日、左肋骨がジクジク傷むので病院へ・・
骨は折れてはいませんでしたが、ヒビが入っている可能性があるとのことでバストバンド(サポーター)を二週間つけて過ごすことに。
胸・肘・肩・背中・膝のプロテクターをちゃんとつけていたので、比較的軽傷ですんだんだと思います。
今回立ちゴケした原因は、ナビが使えない状態で先が見えないクネクネした山道に入り込み、不安で車間距離をつめていたこと。
時速20kmで走ってても車間距離は大切!
ちゃんと車間距離をとり、プロテクターは忘れずにつけ、安全運転を心掛けてこれからもバイクライフ楽しみます!
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