スクリーンがないZ900RSが好きだけど高速道路の走行がツライ・・
高速道路を走ると風を正面から受けることになるので、降りたあとは毎回腕や肩がパンパンに張り疲れ果ててぐったり・・。
見た目にも大切だけど、それ以上に長距離ツーリングの風圧疲労を軽減させてツーリングを楽しみたい!と言うことで、スクリーンを購入することにしました。
- 長距離ツーリングでも疲れを軽減させたい
- 高速道路の走行風対策
- 簡単に脱着できるスクリーンが欲しい
Z900RS専用ではなく汎用品ですが、条件を満たすスクリーンを見つけることができ大満足!
取り付けた効果は絶大で、日帰り600kmを超えるロングツーリングも最後まで楽しく走ることができました。
見た目もカッコいいし取り外せるスクリーンが欲しい方にはおすすめ!
GIVI ユニバーサルスクリーン A660
GIVI (ジビ) ウインドスクリーン A660はバーハンドルタイプの車両であれば車種を選ばない汎用品なので、条件さえあえばどんなバイクにも取り付けることができます。
取り付けは二点支持のハンドルクランプタイプなので、悪路を走る時などは揺れが多少気になりますが、簡単に脱着できるところが魅力のひとつ。
カラーはセミスモーク 一色ですが、色味は薄いので夜間でもさほど気になりません。
スクリーン上部は反り返し加工がされており、身体に当たる風を分散させる効果があります。
高さ・幅共に40cmを超える中型ウインドスクリーンなので、風防効果は高く身体への負担をグンと軽減してくれます。
ウインドスクリーンの効果
- 走行風対策|高速道路・長距離ツーリングの疲労軽減
- 雨対策|服が濡れにくく体力低下防止になる
- 飛来物対策|虫・小石などから身を守ることができる
名称・型番 | GIVI中型ウインドスクリーン A660 |
カラー | セミスモーク |
サイズ | H415mmxW410mm |
素材 | アクリル製 |
形状 | ハーフラウンド形状 |
取り付け | 2点支持|バーハンドルクランプタイプ 対応ハンドル:φ22.2、φ25.4ともに取付可能 |
定価 | 20,900円(税込) |
amazonなどのネットショップなら1.5万以下と安価なのもいいね!
デイトナ ブラストバリアーとの比較
今回ウインドスクリーンを取り付けるにあたり以下の2つの条件に当てはまるものを探し、GIVI 汎用スクリーンA660とデイトナ ブラストバリアー 2つの候補に絞りました。
- 疲れを軽減させることが目的なので大きめのスクリーンサイズ希望
- 長距離ツーリングや高速道路を多用するときだけ取り付けるため脱着が簡単
どちらも口コミ・評判も良く、価格もさほど差はありません。
最後まで迷って最終的にGIVIのスクリーンを選びましたが、決め手となったポイントは、スクリーンのサイズと脱着前後の光軸調整の有無。
スクリーンサイズ比較
ブラストバリアーはZ900RS用の専用ステーがあり、スクリーンは強度・柔軟性・耐熱性に優れているポリカーボネートが使われているところが魅力的。
ただスクリーンのサイズは、GIVIと比較するとひと回り小さいことが分かります。
GIVI スクリーン A660 | H415mmxW410mm |
ブラストバリアー | H380mmxW340mm |
高速道路走行時の疲労軽減、ロングツーリングで目的地到着後に思い切り楽しみたい!というのが目的なので、今回はサイズの大きなGIVIを選びました。
Kawasaki純正のメーターバイザーに比べると大きいけどね・・
ブラストバリアーは光軸調整が必要
ブラストバリアーはヘッドライトにステーを挟み込んで固定するタイプなので、脱着前後は光軸調整が必要です。
スクリーンを取り外さないなら、Z900RS専用ステーがあるブラストバリアーの方が取り付けは簡単ですが、頻繁に脱着する場合は光軸調整がネックに。
頻繁に取り外す予定なのに、毎回光軸調整するのは面倒・・
スクリーンの脱着を頻繁にしない方、スクリーンの素材にこだわるならブラストバリアーはおすすめです。
GIVI スクリーン A660|付属品と取り付け手順
GIVI ウインドスクリーン A660のは、付属品の他に六角レンチがあれば取り付けすることができます。
ひとりでも対応できますが、専用品とは違って自分で取り付け箇所を決めて角度を調整する必要があるので、ふたりで作業した方がスムーズです。
GIVI スクリーン A660|取り付け手順
GIVIの取り付け手順書とは多少異なりますが、以下の手順で対応しました。
- スクリーンにプレート・ジョイント・ラバーを仮止めする
- 左右のハンドルクランプのおおよその取り付け位置を決めてカラーをはめて仮止めする
- クランプバーにクランプ・ラバーキャップを装着し、2で仮止めしたハンドルクランプに仮止め
- スクリーン本体をクランプバーに仮止めし位置決め
- ハンドルクランプの固定位置・クランプバーの長さを微調整するし位置・角度を決める
- 固定位置が決まったら増締めして完成
【注意点】
※ 仮止めは外れてしまわない程度に(緩すぎるとスクリーン落下の危険あり)
※ ヘッドライトに近づけすぎると干渉して当たってしまうため注意が必要
※ ボルトの締め付けは1ヶ所づつ行うと固定位置がずれるので、必ず均等に増締めする
※ 六角穴付ボルトの締め付けトルクは、10N・m(1.0kgf・m)以下
自由度は高いけど、調整には案外時間がかかる・・
イメージはとりあえず全てを仮組みし、それからじっくり位置決め&調整するのが一番素早く取り付けられるような気がします。
また、キャップは一度付けたら外すのに苦労するという口コミがあったので、取り付け自体していません。
GIVI スクリーン A660|取り付けイメージ
汎用品かつハンドル固定タイプなので、「これが正解!」と言った取り付け方法はなく、自分のバイクに合わせて調整をする必要があります。
愛車のZ900RSはEFFEX イージーフィットバープラスにハンドル交換していますが、下記画像の通り取り付けができました。
セミスモークカラーは、濃すぎ薄すぎずちょうどよい感じ。
スクリーンを通して路面を見ると少し歪んだように屈折して見えますが、視認性は悪くないのでさほど気になりません。
何度やってもほんの僅かに斜めに固定されてしまいましたが、汎用品ですしパッと見て分からない程度なので問題ないと割り切っています。
スクリーンの高さは十分あるので身体への負担は激減しましたが、首から上まではカバーしきれていません。
高速道路走行時の揺れもほぼありませんが、二点支持なので安定感は少々欠けるため、六角レンチを持参するようにしています。
ビビリ音はありませんが、路面が悪い道を走るときなどはスクリーンが揺れるので、ヘッドライトギリギリに取り付けると干渉する危険があります。
またスクリーンの下側のフチに少しバリがあるので、ヤスリで削るか車用ドアガードみたいなものをつけようかと検討中。
もうひとつ気になることと言えば、夏日など太陽光を直接当てると集光して車体の樹脂が溶けるといったことが稀にあるようなので、対策を考えておいたほうがいいのかもしれません。
暑い日はジャケット脱いでスクリーンにかけとく?
GIVI スクリーンの効果は絶大!|まとめ
見た目が変わるのが嫌で避けていましたが、スクリーンにこんなに疲労軽減効果があるとは思っても見ませんでした。
走行風対策するだけで身体の負担が激減!
目的地まで高速道路を使ったあと、現地で疲れ果ていて楽しめないケースもありましたが、スクリーンのおかげで思う存分走れます。
ただスクリーンの脱着にはコツがいるので、すごく簡単とは言えないかもしれませんが、光軸調整など不要な点はメリット。
高速道路を多用するツーリングや長距離ツーリングには手放せなくなりそうです。
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