ツーリングで高速道路を走行する際、振動が手に伝わり、手のしびれや手首の痛みに襲われて苦手意識を持っていました。
体に疲労が蓄積すると、楽しいはずのツーリングが辛くなる・・
ただでさえCB400SFは前傾姿勢になりがちで、無意識に両腕を突っ張って体を起こそうとするので、手の負担・疲労は大きくなりがち。
それにプラスして、高速道路では速度80〜100kmで走行することになるので、アクセルは握りっぱなしで疲労困ぱいになります。
そんな手首をひねったままの姿勢を保つのは辛い体勢から開放してくれたのが、GRANDTOUR アクセレーターロックシステム。
慣れるには少しコツが必要ですが、手の力が弱い女性や手のしびれ・痛みに悩んでいる方に強くおすすめできる製品です。
GRANDTOUR(グランツァー) アクセレーターロックシステム
ツーリングは楽しいけれど、高速道路を走行する際に手がしびれたり手首が痛むのが辛いところ・・。
そんな悩みから開放してくれるGRANDTOUR アクセレーターロックシステムは、アクセルを握らなくてもアクセルを開けることができる優れもの!
この器具を使うことでスロットル開度を一定に保つことができ、右手手首の負担を軽減させることを目的とした製品です。
- 疲労軽減
- 長距離ツーリングや高速道路走行時の手の痛み・しびれからの開放
これを取り付けるだけで、簡易オートクルージングシステムの出来上がり!
注意する点は、本体を取り付けた際のグリップからレバーまでの間隔。
※画像出典:BevelGear公式サイト
本体を装着したグリップ位置の根本からブレーキレバーまでの距離は6cm以内ではないと使用できません。
購入する前にしっかり測っておきましょう。
種類 | ハンドルバーに合わせて2種類展開 ・22.2Φ(7/8inch) 対応グリップ径:30mm~34mm ・25.4Φ(1inch) 対応グリップ径:34mm~39mm |
サイズ | 22.2Φ(7/8inch)のサイズ: 約 縦92mm×横40mm×幅8mm |
重量 | 約 13g |
付属品 | アクセレーターロックシステム本体、シリコンリング |
備考 | シリコンリングは消耗品のため単体販売あり |
シリコンリングをいれても重さは13gしかなく、グリップの付け根に取り付けるのでさほど違和感もありません。
アクセレーターロックシステム取り付け後は、大幅に疲労が軽減されました!
”使用する際の注意点”をしっかり守って使おう!
本製品は長距離巡航など、スロットル開度を一定に保つ事により、疲労を軽減させる事を目的とした製品です。混雑した市街地や下り坂など、急なアクセル操作を要する場所では使用しないでください。また法定速度内での安全走行が可能な範囲でご使用ください。 アクセル操作など運転に不慣れな方は使用しないでください。|BevelGear公式サイトより一部抜粋
アクセレーターロックシステム|操作方法
取り付け方法は簡単で、付属のシリコンリングを広げながらグリップに装着。
アクセレーターロックシステム本体は、スリット部を軽く広げながらシリコンリングの上に取り付けます。
取り付け位置の記載はありませんが、私はブレーキレバーに触れない程度の位置にしています。
スロットルを開けると、本体も画像のように合せて上がります。
高速道路のみアクセレーターロックシステムを使用する方で、つけっぱなしにしておく場合でも邪魔になることはありません。
速度を一定に保ちたいときは、画像のように人さし指でアクセレーターロックシステム本体をブレーキレバー上面に押付ければ固定されます。
スロットル開度が固定されたら、力を入れる必要はないので手はグリップに添えて走行します。
スロットルを戻す時は、通常の操作と同じくクローズ側へ捻れば簡単に戻ります。
※画像出典:BevelGear公式サイト
説明書が破れてしまったので、画像は公式サイトよりお借りしました。
公式サイトでは、旧モデルの操作方法が動画でアップされていますが、デザインが違うだけで取り付け方は全く同じです。
アクセレーターロックシステム|使用レビュー
使用環境は高速道路およびバイパスのみ、一般道ではそもそも取り外していて、使用することはありません。
まず使用して感じたメリットは大きく3つ。
GRANDTOUR アクセレーターロックシステム|メリット
- 右手の痺れから開放され、手首が痛くなりにくい
- 取り外しが簡単|高速道路・バイパスのみ使用
- 誤操作することがないので初心者でも使いやすい
なんと言っても手の負担が激減したので、長距離ロングツーリングにつきものの高速道路の走行が楽になりました。
また誤操作する心配がないので、初心者ライダーでも使いやすいところがポイント。
私は手が小さいので取り付けたままでも邪魔にはなりませんが、プラスチック素材なので劣化するのが嫌なので使用しないときは取り外しています。
手が大きな人には、幅が約8mmあるから違和感を感じるかも。
GRANDTOUR アクセレーターロックシステム|デメリット
- 速度の微調整は難しい
- 振動が伝わって戻ってくることがある
- プラスチックなのに値段が高い
次にデメリットですが、慣れるまでは速度の微調整は難しく感じました。
また振動でアクセレーターロックシステムが戻り、じんわり速度が落ちてくることがあるので、都度調整は必要です。
それでも握りっぱなしから開放されるのはありがたいと思うわ!
手のひらで押すタイプのスロットルアシスト比較
購入時に悩んだのが、手の平で押すタイプのスロットルアシストですが、人から借りて試したところ2つの問題点が発覚し断念しました。
- ブレーキをかける際に誤ってスピードをあげてしまった
- 洋服の袖が引っかかり誤操作してしまった
急な横入りなどを回避する際、初心者なので思わずハンドルを強く握ってしまい、誤ってスロットルアシストを押し込んでしまいました。
速度を緩めるつもりがアクセルを回すという恐怖・・
こちらのタイプの方が速度の微調整は簡単なので、運転に慣れてからもう一度使ってみたいと考えています。
高速の手のしびれに効果的なアクセレーターロックシステム|まとめ
長距離ツーリングに出かける際は、高速道路を使って街なかをショートカットするのが定番。
だけどその高速道路を走るのが辛いんだけど・・
パートナーは大型バイク乗りで、高速走行時の手首の負担はほとんどないようで、ちょっと気を抜くと前を走る彼が豆のように距離が開いてしまうことも。
バイクの排気量が3倍違うから、運転に集中してたら距離が開くことも・・
手の痛みに耐えつつ追いつこうと必死に走るのも毎回辛いなと感じて、アクセレーターロックシステムを購入してみました。
結果的に簡易オートクルージングシステムになるので、手や肩の負担は激減。
手首の負担が辛いと感じている方に、一度試していただきたい製品です!
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