本日は実車1時間とシミュレーターです。
今更ですが”〜のコツ”を書いてますが、教習で習ったことに自分なりのポイントを付け加えたものになります。
教習所によって(教官によっても)教え方が違いますので、参考程度にしてください。
第一段階|技能教習 6時間目
本日の課題はS字とクランクです。
相変わらずバイクの乗り降りに苦労しており、教習所に通い始めてから自宅でのストレッチと足上げが日課になりました。
痛めた股関節は、無理するとツリそうになるので大変です・・。
教習所の貸し出しひざ用プロテクターは男女分かれていますが、それでもサイズが大きすぎてバイクを跨ぐ際にシートにあたってふらつく原因に。
女性用の小さいサイズの膝用の貸し出しプロテクターがあるなんて知らなかった・・。
教官おすすめの小さいサイズのプロテクターに変えたら、足にフィットするのでシートに当たらないようになりました。
教習所のプロテクターが大きいと悩んでいる方は、持ち込みするのもひとつの手です。
S字|曲線コース
S字コースは、その名の通りS字状に急なカーブが連なるコースです。
最大のポイントは目線誘導で、常に進行方向の先を見てバンクさせることが重要に。
YouTubeで見ていたコースとは違い、円のおよそ3/4を走行することになるので、8の字コースの動画も合わせてチェックしました。
ギアはセカンドですが、コース入口前の段階でリアブレーキでしっかり減速し、半クラッチで速度を維持します。
S字コース内で減速するときは、フロントブレーキは使わずリアブレーキのみ軽く使います。
コースに進入したら、すぐに目線は中間地点(S字の真ん中、折り返し地点)に。
カーブを曲がる際は外側(アウト側)に寄り、車体と体を傾かせ、目線は次のカーブを見ます。
ぐるっとカーブを走行するので遠心力がかかりますが、速度とバンク角(傾きの角度)のバランスさえ合えばスムーズに曲がれます。
S字の中間地点で車体を起こすためアクセルを少し回し、道の真ん中を走ります。
次のカーブでも目線は先に、出口方向を見るようにします。
バイクが傾くのが怖くて目線を下にずらすと、そのままコースアウトしそうになりました。
目線を進みたい方向へしっかり向けると、バイクが勝手に円を描いてくれる感覚があったので、目線と速度調整に全意識を。
S字のコツ
バイクは目線の方向に曲がるので、常に目線は進みたい先を見るようにすること。
速度の調整はリアブレーキで行い、狭いコース内でのアクセル操作は緩やかに。
クランク|屈折コース
クランクは道幅2mの狭いコースを直角に曲がるコースです。
S字のようにバンクさせず、ハンドル操作とリアブレーキでスピード調整し、低速でバランスを取りながら通過しなければいけません。
ギアはセカンドでコースに進入しますが、コース入口までに十分速度を落として進入。
両脇にパイロンが並んでいるので、バンクさせない(車体を傾けない)ように、バイクを立てるようにして走行します。
コースの角(コーナー)ではリアバンパーが内側のパイロンにあたりやすいので、コーナーのアウト寄り(外側)にコース取りを意識。
クランクもS字と同じく、目線がとても大切です。
クランクに進入する前の時点から目線は1つ目のコーナーに向けておき、進入口にはアウト寄りで入ります。
進入したら目線をすぐに次のコーナーに向け、2つ目のコーナーに入る時点では出口を見ます。
バンクさせられないので、体を進みたい方向へ向け一定のスピードで進むとパイロンにあてることなく通過できます。
この日は2つあるクランクコースを使って、私含め4名がクランクの課題教習を受けていました。
2つ目のコーナーで前を走る教習生が止まってしまい、後ろについていた私はうまく止まることができず転倒し青アザを増やしました。
クランクで曲がりきれず、道なき道を切り開いてしまったり・・。
パイロンが道幅をすごく狭くみせるのでビクついてましたが、元々スピードが遅くてバンクもできないのが幸いしパイロンに当たりませんでした。
S字・クランクの課題はとりあえず課題終了となり、次の時間はシミュレーターに挑戦です。
クランクのコツ
クランク内では一定の速度を保つようにする。
バンクさせないように、目線移動と同時に身体を行きたい方向に向けて曲がる。
クランク進入口とコーナーでは、アウト寄りのコースを心がける。
第一段階|技能教習 7時間目|シミュレーター
はじめてのシミュレーター教習。
まるでゲームセンターにあるようなバイクに跨り、前のモニターに映る道を見ながら走行するというもの。
エンジンのオンオフ、クラッチ、ブレーキ、方向指示器など、自分が行った操作は全てモニター上に反映されます。
モニターを見ながらシミュレーターの指示に従いバイク操作するんですが、動いている感覚がないのに景色が変わるのがなんとも気持ち悪い・・。
シミュレーターから降りた瞬間ふらつき、帰りの電車で気分が悪くなりました。
気分が悪くなったら途中でやめて、教官に代わってもらうこともできます。
その場合でも教習は受講したことになります。
今回受講したシミュレーター教習では、以下の体験をしました。
- 路面状況に応じた急制動
- 高速度でのカーブ走行
公道でバイクを走らせる経験がないまま卒業となるわけですから、シミュレーターで疑似体験しましょうということですね。
ゲーム感覚に見えるシミュレーターですが、実際に運転してみると運転が上手い方との差は歴然・・。
60km以上のスピードで急カーブが曲がれなかったり、路面が悪い状態での急制動ではスリップし転倒してしまいました。
高速度のカーブなんて教習車では体験することができないからこその疑似体験、良い体験になりました。
技能教習 6〜7時間目|教習が終わって
聞いたところ、シミュレーターの授業は残り3時間もあると・・
普段から酔いやすい方は、酔いどめの薬を持参した方がいいかもしれません。
また私が通う教習所では、授業が終わっても原簿の返却はありません。
教官が原簿を戻すシステムのため(学科がある場合は異なる)、原簿に書かれた注意点を見るのは次回の教習時になります。
ちなみに原簿に書かれた本日の申し送り事項には、力身・目線とありました。